「ウェルビーイング(well-being)カオスマップ 2021版」が公開

株式会社ラフールは、2021年7月7日、HR系サービスを状態把握、人材配置、健康管理、コミュニケーション活性化を軸にまとめた「ウェルビーイング(well-being)カオスマップ 2021版」を公開したと発表した。

出典元:プレスリリース

■ウェルビーイング(well-being)とは

「ウェルビーイング(well-being)」とは、メンタル、フィジカル、ファイナンス、ソーシャルにおいて健全である状態を指す。従業員が健全な状態であることで幸福度の度合が高まり、生産性をより向上させることができると言われている。

働き方改革の取り組みが進む中、従業員の「健康」が生産性や企業価値に影響を与えるという認識が浸透しつつあり、近年「健康経営」という言葉とともに注目を集めている概念が「ウェルビーイング(well-being)」だ。

また、そのような環境を提供している企業と従業員との関係は強まり、ポジティブな企業風土の醸成ができ、従業員のエンゲージメントやリテンションを高め、雇用者としてのブランド強化にもつながるので多くの企業が「ウェルビーイング(well-being)」に注目しているという。

デロイトの調査によると、「ウェルビーイング(well-being)」が浸透しつつある米国では、組織の66%がWell-beingプログラムが雇用ブランドと企業風土に影響を与えると回答し、米国労働人口の半数以上を占めるミレニアル世代は「ウェルビーイング(well-being)」を重視し、そのような環境を提供する企業を魅力的に感じるという報告がされているとのことだ。

労働市場の流動性が高く、ソーシャルネットワークの発達によりトータルリワードに関する情報入手が容易である米国では、「ウェルビーイング(well-being)」を整えておかなければ人材獲得競争で優位な位置に立てなくなり、ビジネスに影響を及ぼすようになってしまうという。その流れは日本も例外ではなく、メンタル、フィジカル、といった目に見えづらい心身の健康をはじめ、エンゲージメント、コミュニケーション、健康管理、適性など指標を測る方法として、現在は様々なHRサービスが台頭している。

同社では、HR系サービスを状態把握、人材配置、健康管理、コミュニケーション活性化を軸にまとめた「ウェルビーイング(well-being)カオスマップ 2021版」を作成したとのことだ。

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