
スタディプラス、Z会グループのエデュケーショナルネットワーク社と協働決定
2021/7/15
スタディプラス株式会社は、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School」と、株式会社増進会ホールディングス(以下、同社のグループ会社を総称して「Z会グループ」)のグループ会社である株式会社エデュケーショナルネットワークが提供する、学習支援システム「オプティマスタディ」との連携を決定したと発表した。
今回の協働を通して、生徒の「オプティマスタディ」での学習履歴が自動で「Studyplus for school」に記録されるようになる。
■協働の背景
全国の学習塾に教材、学習システムを提供するエデュケーショナルネットワークの学習支援システム「オプティマスタディ」は、タブレットなどの端末で、中学生が学習を計画的に進められるトータル学習支援システム。中学生の学習サイクルに合わせて、日々の学習はもちろん定期テスト対策から高校入試対策まで、様々な目的に応じた学習カリキュラムが作成できる。あらゆる指導スタイルや指導内容に合わせて、最適な学習サポートが可能だ。
一方で、現在学習塾では映像授業を含め複数のデジタル教材・紙教材を併用することが多く、先生による生徒の学習進捗管理は煩雑になってしまうという一面もあるという。
今回の「オプティマスタディ」と「Studyplus for School」の連携により、「オプティマスタディ」の学習履歴が自動で「Studyplus for School」に入ってくるだけでなく、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗の管理が「Studyplus for School」で可能になるとのことだ。
■「Studyplus for School SYNC」と「オプティマスタディ」の連携概要
また、生徒が学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含め学習進捗を記録することにより、先生は生徒の学習状況を容易に把握することができる。生徒の学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインで可能となった。
これにより、「オプティマスタディ」導入教室の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生が生徒の学習の定着をより効果的に実現できるようになるという。
今回発表した協働に基づく、「Studyplus for School SYNC」と「オプティマスタディ」のデータ連携の開始は、2021年9月を予定しているとのことだ。