ボッシュとBASF、スマート農業分野での合弁会社設立の承認を取得
2021/7/16
Bosch(以下、ボッシュ)とドイツの総合化学メーカーBASFの子会社であるBASFデジタルファーミング社は、スマート農業技術を一社から世界的に販売することを目指し、出資比率を50:50とするジョイントベンチャー (JV) を設立することについて、競争当局より承認を得たと発表した。JVは「Bosch BASF スマートファーミング」(以下、BBSF)として登記されるという。
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■効率性を向上させるスマートな機能
■持続可能性と生物多様性を支援
「私たちは新しいデジタルソリューションであるスマートスプレーを市場に提供します。この新しい雑草管理のアプローチは、より精密で効果的な除草剤の利用を可能にすることで使用量の最適化を図り、農場の収益性を向上させます」とBBSFの共同責任者のシルビア・シフレ・ウィブロウ氏は述べている。「スマートスプレーの、識別し、確定し、散布するという農学知能に基づくユニークな機能は、生産者の経済的なメリットにとどまらず、環境、持続可能性、生物多様性にも良い結果をもたらします。」
BBSFは予定通り、今年末までにスマートスプレーのソリューションを限定台数で実機導入する予定とのことだ。