NECら5社、「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル」の対策テキストを共同開発

株式会社AVILEN、株式会社ディジタルグロースアカデミア、日本電気株式会社(以下、NEC)、株式会社 日立アカデミー、株式会社Rejouiの5社は、2021年9月から開始する「データサイエンティスト検定リテラシーレベル(以下、DS検定)」の、受験対策用テキストを共同開発すると発表した。

本テキストは8月下旬に開発を完了させ、テキスト開発に参画する5社それぞれが順次開催するDS検定対策講座で活用する。この取り組みを通じて、データサイエンティストの育成の加速に貢献することを目指すとのことだ。

今、デジタル時代に対応した、データを利活用する人材や、データサイエンティストの育成が重要課題となっている。そのような中、データサイエンティストに必要とされるスキルセットの定義、スキルの育成と評価のための軸や基準の策定、データサイエンティストが相互に接し意見交換等が行える開かれた環境の提供を目的に活動する一般社団法人データサイエンティスト協会は、2021年9月、データサイエンティストに必要なスキルや知識を測る試験「DS検定」を開始するという。

これを受け、AVILEN、ディジタルグロースアカデミア、NEC、日立アカデミー、Rejouiの5社が今回共同開発するテキストは、DS検定の試験範囲であるアシスタント・データサイエンティストレベル相当と、数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)におけるモデルカリキュラムとを統合した範囲に対応する。

開発に参画する5社は一般社団法人データサイエンティスト協会員であり、データサイエンス領域に精通するだけでなく育成事業をビジネス展開し、各社それぞれが知見を深めてきた。これら5社が共同開発することで、広範囲な試験範囲への網羅性、各社の専門性や得意領域を掛け合わせることが可能となるとのことだ。

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