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凸版印刷、イヤホン型脳波デバイス「b-tone」の販売を開始へ

凸版印刷株式会社は、使用者の心理状態を可視化できる超小型・超軽量のイヤホン型脳波デバイス「b-tone(ビートーン)」の販売を2021年9月8日から開始すると発表した。
昨今、コロナ禍により働く・学ぶ場所や時間がより多様化され、業務効率やメンタルヘルスへの影響が大きくなってきた背景から、個々人の状態に合わせて最適化された働き方・学び方サービスのニーズが高まっている。いつでもどこでも、簡易に人の集中状態を計測可能な「b-tone」を用いることにより、従来は一律制御を行っていた空調・香り・照明等のオフィス環境や、e-learning、動画授業等の学習コンテンツを、より個人の状態に最適化されたサービスにすることが可能となるという。

凸版印刷は「b-tone」を、既存のパフォーマンス向上ソリューション「YourSpace」等との連携で最適化サービスを実現すると共に、働き方・学び方領域を中心とした共創パートナーを広く募集し、「b-tone」で取得したデータを活用するビジネスを推進するとのことだ。
出典元:プレスリリース

■背景

近年、企業における働き方改革や健康経営に対する気運の高まりを受け、従業員の生産性向上に関する取り組みが活発化している。また、教育領域においても、学ぶ手法・環境の多様化に伴い、生徒の学習をより効率化する手法の開発が求められている。さらにコロナ禍において、働く場や学ぶ場、時間の多様性が増したことにより、パフォーマンスの維持・管理はより困難となり、これらの課題解決の必要性が高まっているという。

凸版印刷ではこれらの働き方や学び方の課題に対して、映像や香りなどの環境ソリューションと、心拍や脳波などのセンシングによる効果測定を連携し、人の生産性や学習効率の向上に寄与するパフォーマンス向上ソリューションを提供している。これらのラインアップの一つとして、使用するシーンを選ばずに集中やリラックス状態を可視化し、パフォーマンスの向上を支援するイヤホン型脳波デバイス「b-tone」を2021年2月にSOSO H&C社と共同開発。展示会への参考出展などを通じたマーケティングの実施を経て、本格的に販売を開始する。凸版印刷は今後、日本国内における販売に加えて、「b-tone」で取得されるデータを活用した様々なソリューションを開発・提供するとのことだ。

■「b-tone」の特長

・圧倒的に簡便な「集中力可視化UX」
「b-tone」は、専用アプリを搭載したスマートフォン端末と連携し、いつでもどこでも測定が可能だ。計測したデータはクラウド管理され、ブラウザベースの管理画面では権限に応じて測定データの閲覧・出力ができる。また管理画面からはデバイスから取得した生理指標の未加工データもダウンロードする事ができ、取得したデータの再加工・再分析も可能だ。
<展開例>
学習塾/公教育
・遠隔授業で生徒の様子を可視化
・集中データの蓄積による授業やコンテンツ評価
オフィス
・自分にとって最適な働き方の分析
・集中データの蓄積によるチームやオフィスレイアウト評価
・姿勢/心拍の可視化による健康管理
スポーツ/e-スポーツ
・「ベストパフォーマンス状態」の可視化により、再現性向上
・集中リズムの可視化によるトレーニング効率向上
瞑想/マインドフルネス
・「瞑想状態」の可視化により再現性向上

・小型かつ多機能な計測デバイス
従来の脳波デバイスは、頭部全体や額からの脳波を計測するヘルメット型やヘッドバンド型などが多く、装着負荷が高いという課題があった。これに対し「b-tone」は側頭部からの脳波計測機構を特徴とした世界最小・最軽量クラスのイヤホン型で、長時間の装着と測定を可能にする。また脳波の測定に加え、心拍・加速度の測定機能を持ち、活動量や姿勢等の情報の取得も可能だ。
出典元:プレスリリース
<デバイスの取得指標と推定可能項目>
取得指標:脳波・心拍・3軸加速度
推定可能項目(将来的な構想も含む):
   ・脳波から:集中・ストレス・リラックス
   ・心拍から:集中・心拍数・活動量
   ・3軸加速度から:集中・運動量・首の動き

・イヤホンとして利用しながら測定が可能
「b-tone」は測定デバイスとしてだけでなく、イヤホンとしても利用可能。そのためe-ラーニングやテレビ会議などに参加しながら自然な測定を行うことが可能だ。

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