広告収入を動物保護活動者に配分し活動資金不足解消を目指すサイト「AnimaPick」が開設
2021/11/19
株式会社Authorは、保護団体や里親から投稿されたイヌやネコの画像や動画を第三者が閲覧するだけで、投稿者側に活動資金がポイントで配分される専用サイト「AnimaPick」を開設、2021年11月22日から運用を開始すると発表した。
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飼い主の誤ったしつけや経済的な理由などから、最終的に殺処分されてしまう動物が後を絶たないという。動物愛護団体や行政の努力によってその数は年々減少してきてはいるものの、今なおイヌ、ネコ合わせて年間約3万数千匹が殺処分となっているとのことだ。さらには、コロナ禍で在宅時間の延長に伴い、一度はペットとして引き取ってはみたものの、「イメージと違った」「手間がかかる」といった理由で、保護団体に返したり、捨ててしまったりするケースも増えてきたという。こうした中で慢性的な資金不足に苦しむ保護活動の現場からは継続的な経済支援の必要性をはじめ、団体・グループ間の連携強化、業務負担の軽減、飼い主のいない動物を見つけた際の窓口の確保などが強く求められているとのことだ。