四足歩行のロボット犬「Mini Pupper」、Makuakeで予約販売を開始

MangDang Technology Co., Limited(以下、MangDang)は、「初心者からプロまで楽しめる、愛されるロボット犬Mini Pupper(ミニぷぱ)」の先行予約プロジェクトを、2021年12月24日よりMakuakeにて開始すると発表した。

出典元:プレスリリース
これまで四足歩行ロボットは、一部の大企業や研究機関などが扱える「特殊な物」で、高度な技術が必要かつ高価な物だった。MangDangはこの技術を一般公開し、多くの人が四足歩行ロボットの技術や製品を簡単に楽しむための研究を行ってきた。

■Mini Pupper(ミニぷぱ)の特徴

(1)初心者でも楽しめる、DIY版&完成版を用意
出典元:プレスリリース
Mini Pupper(ミニぷぱ)は、パーツから組み立てる「DIY版」と、届いてすぐに遊べる「完成版」、2つのセットが用意されている。DIY版では、溶接不要・必要な道具は全て同梱しており、さらに日本語マニュアルとレクチャー動画付きのため、全く知識のない初心者でもチャレンジ可能だ。(※製作目安:初心者なら約2〜3日、上級者なら約2〜3時間)

(2)ROSで新たな動きをプログラミング可能
Mini Pupper(ミニぷぱ)はプリセットされている動作以外にも、オープンソースプラットフォームのROS (Robot Operating System) を通してさらに高度な動きとアクションコンビネーションをインプットすることが可能だ。今人気のプログラミング言語PythonやC++を実践・熟練させるのにも向いているという。

(3)業界最小クラスのLiDAR搭載
Mini Pupper(ミニぷぱ)に業界最小クラスのLiDAR(ライダー)モジュールLD06を搭載することで、家の中を3Dスキャニングしながら、ロボット掃除機のように部屋の間取りをマッピングすることが可能になる。また自動運転にも採用されているSLAM(スラム)技術により、自己位置を推定しながら環境地図を賢く作成してくれる。

(4)ナビゲーション機能
一度家の間取りを覚えたら、指定の場所に向かわせることも可能になる。目的地を設定すればミニぷぱがそこを目指し動き出す。さらには、事前に設定した表情やメッセージを、顔のスクリーンを使って表現させることも可能になる。

(5)モノを認識、追跡可能へ
Mini Pupper(ミニぷぱ)はLuxonis(ルクソナス)社の最新3Dカメラモジュール「OAK-D-Lite(オークDライト)」にも対応している。OAK-D-Liteは推論チップを内蔵し、AI技術を使って空間認識や物体検知ができるカメラだ。この「AIの目」を付与することで、Mini Pupper(ミニぷぱ)は周囲のモノを認識し、追跡する事が可能になる。

■スペック

出典元:プレスリリース
「Mini  Pupper(ミニぷぱ)」ロボット犬
本体サイズ:210mm×100mm×165mm
重量:509g(バッテリーを含む)
プロセッサー:Raspberry Pi 4B
スクリーン:240×320 ISP Free Viewing Direction LCD
ストレージ:32GB microSDカード
稼働時間:最大30分
充電時間:約1時間
アクセサリー(別売)あり

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