製造業向け3Dドキュメントツール「Scene」、トライアル利用の提供を開始
2022/2/9
Scene株式会社は、3DCADファイルを二次活用することで、どんな部署でも3Dの資料を作成できる「Scene」がトライアルを提供開始すると発表した。
Contents
■Sceneとは
■製造業のよくある課題
製造業において、一部の設計者や生産技術で3D CADツールの導入が進んでいるが、社内のおよそ80%以上の人が3Dデータを活用できていないという。
・伝わりにくい平面の資料
したがって、その多くが写真やイラストをパワーポイントやエクセルに貼り付けた資料と、対面での打合せでコミュニケーションをとっている。
・誤解から生じる大きなコスト
平面的な資料では構造や組立手順を理解しきれず、部門間での認識齟齬につながるという。設計部の意図が後続に正しく伝わらず、製造段階で問題の指摘が入ると、設計変更や作り直しの大きなコストに直結する。
・手間なく導入できるITツールが無い
3D CADデータを二次活用するシステムやソフトウェアは他にも存在するが、多くが複雑で導入の検討に時間がかかり、使いこなすにも習熟の時間を要することから、なかなか導入することは難しいのが現状とのことだ。
■Sceneの特徴
旧来のパワーポイントやエクセルに写真を貼り付けた資料よりも、格段に分かりやすい3Dの資料を誰でも作ることができる。3D CADツールを使える限られた人材にしかできなかった3Dによる立体構造の伝達を、全社に浸透させることができる。
・コミュニケーションの円滑化
3D資料はビジュアルで理解できるので、フロントローディングの実現、作業者教育、海外とのコミュニケーションに最適。
・現場に負担をかけずに導入可能
ハイスペックPCや使い方の勉強なども不要で導入負荷が極めて低いため、忙しい現場でもスムーズに取り入れることができ、QCDの早期向上に貢献する。
■トライアル提供の背景
■トライアルの概要
募集期間:2月9日~2月28日
トライアル期間:30日間
トライアル開始方法:
1.商談:想定する用途、利用環境などの確認(1時間ほど)
2.アカウント発行:対象のユーザーのメールアドレスにアカウント情報を送信する
3.利用開始:アカウント発行後30日間自由に利用できる