
フロントエンドの開発支援サービス「Ploxy」がベータ版を公開
2022/3/17
株式会社ゼロイチラボは、フロントエンドの開発におけるルーティンワークを自動化し、アプリケーションの開発効率を向上させる開発支援サービス「Ploxy(プロキシ)」のBeta版を公開したと発表した。なお、シードラウンドにてプライマルキャピタル3号投資事業有限責任組合を引受先とする3,000万円の第三者割当増資を完了しているという。
■開発の背景
近年、バックエンド開発においては、BaaS(Backend as a Service)やIaC(Infrastructure as Code)の技術により業務効率化が図られているが、フロントエンド開発の業務効率化は進んでおらず、開発現場ではこれまでの作業を継続している状況となっているという。同社は、フロントエンド開発におけるエンジニアのルーティン業務を可能な限り削減し、エンジニアがよりクリエイティブな開発業務に携われるようにするべく「Ploxy」を開発したとのことだ。
■サービスの特徴
一般的に、NoCode系のサービスでは、予め用意されたテンプレートやパーツを組み合わせてアプリを製作する。コーディング業務が不要となり非エンジニアでも簡単にアプリ製作ができる反面、エンジニアのコーディングによるカスタマイズができず、アプリケーションの運用・拡張可能性がなくなってしまうといったデメリットがある。Ploxyでは、可読性のあるコードを自動生成・エクスポートすることにより煩わしいコーディング作業の必要がなくなる上に、そのコードを実際のアプリ運用においてもカスタマイズしていくことが可能であり、エンジニアのコーディング業務の効率化に貢献できると考えているとのことだ。