
動画配信(VOD)サービスのコンテンツ配信状況を比較・分析できるオンラインダッシュボード「VODコンテンツ分析ツール」が提供開始
2022/4/4
GEM Partners株式会社は2022年4月1日、動画配信(VOD)サービスのコンテンツ配信状況についてプラットフォームを横断して比較・分析できるオンラインダッシュボード「VODコンテンツ分析ツール」の提供を開始すると発表した。
■VODコンテンツ分析ツールの特徴
「VODコンテンツ分析ツール」は、自社と他社サービスのラインナップをコンテンツ単位で比較できるのが特徴だ。例えば、「Huluにあって、Netflixにはないコンテンツはなにか」「AmazonにもU-NEXTにもあるコンテンツはなにか、ほかのどのサービスで見られるのか」といった問いに答えることができる。また、比較する対象コンテンツを「2000年以降の洋画のアクション作品で興行収入が30億円を超えたもの」のように、劇場公開年、ジャンル、興行収入などといった作品情報で絞り込むことも可能だ。
【1】のプラットフォーム間のコンテンツ提供状況の比較に加え、コンテンツ単位でプラットフォームを横断した比較・分析も可能だ。例えば、「世界興行収入1位の『アバター』がどのプラットフォームで配信されているのか」といった分析はもちろん、作品情報フィルタを用いて「2000年に公開された興収5億~10億円未満の作品」といった切り口で具体的なコンテンツの配信有無を確認できる。さらには、米アカデミー賞やゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭、ベルリン国際映画祭といった映画祭の主要部門の受賞、ノミネート情報での絞り込みにも対応。ジャンルや製作国、映画祭での受賞情報などといった作品属性情報の絞り込みにより、各社が重要視しているジャンルを横断的に把握することが可能だ。
【映画賞フィルタ】映画賞・映画祭/受賞部門/受賞・ノミネート/受賞年