動画配信(VOD)サービスのコンテンツ配信状況を比較・分析できるオンラインダッシュボード「VODコンテンツ分析ツール」が提供開始

GEM Partners株式会社は2022年4月1日、動画配信(VOD)サービスのコンテンツ配信状況についてプラットフォームを横断して比較・分析できるオンラインダッシュボード「VODコンテンツ分析ツール」の提供を開始すると発表した。

動画配信サービスのプラットフォーム分析には、自社のポジショニングや他社の戦略把握などに利用できる配信ラインナップ数や、獲得コンテンツの選定やサービス内の編成、さらにはプロモーション戦略立案などに必要な配信コンテンツの有無のデータが必要だ。GEM Partnersでは配信ラインナップ数の分析に特化した「VODラインナップ分析ツール」をすでに提供中だが、今回、配信コンテンツの有無の比較・分析に特化した「VODコンテンツ分析ツール」の提供を新たに開始した。
出典元:プレスリリース

■VODコンテンツ分析ツールの特徴

【1】自社と競合のラインナップをコンテンツ単位で比較可能「自社になくて、競合サービスにあるSF大作タイトルは何か?」

「VODコンテンツ分析ツール」は、自社と他社サービスのラインナップをコンテンツ単位で比較できるのが特徴だ。例えば、「Huluにあって、Netflixにはないコンテンツはなにか」「AmazonにもU-NEXTにもあるコンテンツはなにか、ほかのどのサービスで見られるのか」といった問いに答えることができる。また、比較する対象コンテンツを「2000年以降の洋画のアクション作品で興行収入が30億円を超えたもの」のように、劇場公開年、ジャンル、興行収入などといった作品情報で絞り込むことも可能だ。
出典元:プレスリリース
比較できるプラットフォームは16社34サービス(SVOD、TVOD、EST含む)と、国内の主要プラットフォームを網羅。「配信形態とサービス」と「作品情報フィルタ」の組み合わせを用いて、各配信サービスのコンテンツ提供状況をプラットフォーム間で比較できる。
出典元:プレスリリース
【2】特定ジャンル作品の配信サービス提供状況が分かる「米アカデミー賞の作品賞受賞映画は、どのサービスで提供されているか?」

【1】のプラットフォーム間のコンテンツ提供状況の比較に加え、コンテンツ単位でプラットフォームを横断した比較・分析も可能だ。例えば、「世界興行収入1位の『アバター』がどのプラットフォームで配信されているのか」といった分析はもちろん、作品情報フィルタを用いて「2000年に公開された興収5億~10億円未満の作品」といった切り口で具体的なコンテンツの配信有無を確認できる。さらには、米アカデミー賞やゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭、ベルリン国際映画祭といった映画祭の主要部門の受賞、ノミネート情報での絞り込みにも対応。ジャンルや製作国、映画祭での受賞情報などといった作品属性情報の絞り込みにより、各社が重要視しているジャンルを横断的に把握することが可能だ。
出典元:プレスリリース
【コンテンツ単位比較フィルタ】コンテンツタイプ/ジャンル/スタジオ/製作地域/製作国/劇場公開日区分/劇場公開年/興行収入区分/配給会社/アニメor実写
【映画賞フィルタ】映画賞・映画祭/受賞部門/受賞・ノミネート/受賞年

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