スマホにタッチするだけでNFT化した名刺のデジタルデータを付与できる「NFT名刺」が開発

SUSHI TOP MARKETING株式会社は、ICチップを搭載したカードをスマートフォンにタッチすることでNFT化した名刺のデジタルデータを付与できる「NFT名刺」を開発したと発表した。

NFT名刺は、紙を使用しないため環境に優しく、二酸化炭素を排出しないため環境に優しいエシカルな名刺だ。これによって大量の紙の名刺を持ち歩かず、常に1枚のNFT名刺を持ち歩くだけで済む。デジタル、かつ、環境に配慮したNFT名刺を導入することで企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)及び、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を促し、企業のESG活動をサポートすることができる。
出典元:プレスリリース
NFT名刺のイメージ
出典元:プレスリリース

■NFT名刺の特徴

1.ウォレットが無くとも簡単にNFTを配布できる
NFT名刺をスマートフォンにタッチすると、スマートフォンに通知が届き、通知をタップすることでNFTを簡単に受け取ることができる。NFTの配布には同社サービスであるNFT Top Shotを用いており、ウォレットを持たない人でも、ブラウザ上に一時的にウォレットを自動生成することでNFTを受け取れるようになっている。

2.ESGに配慮したエシカル名刺である
近年、ESGに配慮した「エシカル消費」が浸透しつつある。エシカル消費とは、「消費者が社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」を指す。そのため、名刺の場合でも環境に配慮した素材を用いたり、環境団体の認証マークが入っているかといったことが重視されているという。名刺に使用されている紙の素材までもが問われる時代になってきている中で、NFT名刺はICカードなので、一度作ってしまえば何度でも繰り返し使用することができ、紙を廃棄する必要がないという強みがある。同社はNFT名刺の導入を進めることで、企業のESG活動をサポートしていきたいと考えているとのことだ。

3.共通のデータ基盤でブロックチェーンを使っている
ブロックチェーンを用いているため、特定の企業のデータベースに依存せず、名刺データを個人で管理することができる。NFT名刺を交換することで、利用者のウォレット内にNFT名刺によって発行された名刺のNFTが溜まっていく。それにより人の繋がりを可視化することができ、後々トークングラフとして活用することができるようになると考えているという。また、NFTの配布には通常Gasと呼ばれる手数料がかかるが、NFT名刺で配布されるNFTはShiden Networkを採用しているためGas代を安く抑えることができ、Gas代は同社が全て負担する設計になっているため、利用者は手数料を気にせず利用できる。

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