デジタルシフト社、企業と顧客がつながるLINE運用を支援するSaaS版「TSUNAGARU」の提供を開始
2022/6/20
株式会社デジタルシフトは、LINE株式会社が提供するLINEのMessaging API配信ツールを活用した、企業と顧客がつながるLINE運用を支援するマーケティングツール「TSUNAGARU(つながる)」の新サービス、SaaS版「TSUNAGARU」の提供を、2022年6月6日より開始したと発表した。
■企業のLINE公式アカウント運用の実態
2018年には、LINE公式アカウントのプランが変更となった。これにより、どの企業でも始めやすくなった一方で、企業のLINE公式アカウントからの配信件数増加により、顧客のブロック率や配信料金の増加が課題となっているという。そのため、企業は顧客に合わせて配信内容や配信件数を変えるなど、顧客一人ひとりに応じた運用が求められる時代となっているとのことだ。
■これまでの取り組みとSaaS型「TSUNAGARU」の開発背景
■SaaS版「TSUNAGARU」とは
・セグメント配信で配信コストを削減することができる。
・より良いサービスを提供するために取得されたデータを顧客理解に活かし、施策効果/売上を最大化できる。
・誰でも簡単操作で運用コストを削減することができる。
① データ取得:データを取得し、友だち一人ひとりを深く理解する
クッキー規制やモバイル広告ID変更によって従来型の運用型広告施策が難しくなる一方でSaaS版「TSUNAGARU」はLINE友だちのユーザーID単位で行動・属性・興味関心データの取得が可能だ。
<取得可能なデータ>ユーザーID/友だち追加日/チャットデータ/アンケート/クリック
② メッセージ配信:友だち一人ひとりに寄り添ったメッセージ配信を行う
従来の全員に同一のメッセージを届ける配信方法ではなく、友だちの行動・属性・興味関心度に合わせてセグメントを行い、LINEならではの多彩なコンテンツを作成することで一人ひとりに最適化したメッセージを届けることが可能だ。
<機能>コンテンツ作成/リッチメニュー/リスト作成/セグメント配信/予約配信/自動応答
③ データ分析:配信結果を確認し、すぐに次のアクションを検討する
配信して終わりではなく、ダッシュボード上で配信結果を様々な切り口で確認し、施策の振り返りをすることができる。振り返りをもとに、メッセージをクリックした友だちや施策に参加した友だちなどすぐにリストの作成が可能だ。
<機能>友だちレポート/受信メッセージ/比較分析
・0円から始められる「フリープラン」や、企業の配信規模に合ったプランが用意されている。「効果がわからないと導入が進められない」という悩みを解決する。
・登録すればすぐに利用が開始できる。環境構築や初期費用は不要だ。
・専属のカスタマーサクセスチームが運用をサポートする。初期設定や使い方、効果的な運用方法などを伝える。