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クイックゲット、サービスエリアの拡大や人材採用に向け3.5億円の資金調達を実施

クイックゲット株式会社はSpiral Capital株式会社、マネックスベンチャーズ株式会社、株式会社ココナラスキルパートナーズの3社と個人投資家から、総額3.5億円の資金調達を実施したと発表した。資金調達はサービスエリアの拡大や人材採用に充て、更なる組織拡大とサービスの普及を目指す。

■急成長するクイックコマース市場

日本における小売・コマース領域は、20年サイクルでイノベーションが起きている。1950年代のスーパーの誕生を皮切りに、コンビニ、ECと20年サイクルで新たな産業が台頭し、2019年にクイックコマースが誕生し、まさにコマース領域におけるイノベーションの真ん中に位置している。
出典元:プレスリリース
実際に海外では、2020年後半からフードデリバリーの次の成長市場としてクイックコマースが注目されており、2021年の第一四半期のみで、約2,035億円がクイックコマースの領域に投資されたという。年間では8,000億円近く投資されていると考えられており、これは2021年の日本のスタートアップへの総投資額と同等(7,801億円)の額とのことだ。

注目の要因として、コロナ禍の後押しもあり、食べ物からビデオや音楽まで何でもオンデマンドで購入・体験出来る事が当たり前になり、今後もそのニーズが広く浸透していくという見立ての元、更なる市場の開拓として期待されている事が挙げられる。米国における小売市場は4兆200億ドルと外食市場4,976億ドルよりも大きく、日本においても同様(小売146兆4,570億円、外食25兆円2,933億円)であり、フードデリバリーを超える存在として注目されている。

同社は2019年11月にβリリース、2020年9月に正式リリース以来、徹底して顧客体験を追求した結果、港区エリアでは10人に1人が使うサービスに成長。また直近半年では売上が3倍に成長しているという。
出典元:プレスリリース
配送体験、品揃え、在庫管理などのSCM、アプリ体験などの全てにおいて高いレベルでマネジメントすることに成功しており、それによる圧倒的な顧客体験の提供、顧客への強いスティックネスを実現している事で急成長を遂げているという。特に配送体験においては、直近半年の売上3倍に対して「平均配送時間11分、30分以内配送率99%」という配送体験を、全エリアで半年以上達成しているとのことだ。
出典元:プレスリリース
また、大手フードデリバリー会社が1配送当たりの赤字を決算で発表するなど、デリバリー市場においては収益性が問題視されているが、同社は急成長・高い顧客体験の提供を両立しながら、1配送当たりの黒字化も実現しており、収益性の観点を既にクリアしている。徹底された仕組み化と独自データを活かしたテクノロジーにより、高いバスケット単価と適切な配送コストの実現に成功している事が要因とのことだ。

■資金調達の概要

・今回の資⾦調達の引受先 ※敬称略、順不同
Spiral Capital株式会社
マネックスベンチャーズ株式会社
株式会社ココナラスキルパートナーズ
個人投資家

・資金調達の背景/用途
圧倒的な顧客体験の実現と経済合理性の担保を既に確立し、今後は拡大期へと移行する。拡大期の初回資金調達として、3.5億円の調達を実施。今回の資金は、マーケテイングの強化やエリアの拡大、組織の拡大などに活用するとのことだ。

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