市場調査サービス「Astrategy」、AIが事業環境を自動でレポート化する「事業環境レポート」β版の提供を開始

ストックマーク株式会社は、最先端の自然言語処理技術を活用した市場調査サービス「Astrategy」において、事業開発や製品開発を進める上で必要な事業環境の最新情報を自動でまとめる「事業環境レポート」のβ版の提供を開始したと発表した。

本機能により、事業環境の概観を把握するためにかかっていた時間を大幅に短縮することが可能になる。また、レポートはPDFで出力できるため、把握した事業領域の情報を自分でまとめることなく、瞬時に他のメンバーに共有することも可能だ。
出典元:プレスリリース

■市場調査の主な課題

これまでの市場調査では、以下の3つの課題があったという。
・論点の整理:調査領域の中で、領域特有の競争軸を特定することが大変
・情報の選定:膨大な情報から有益な情報を選ぶことが大変
・資料の作成:調査結果を整理し、わかりやすくまとめることが大変

特に、知見がない領域で、新しい事業や製品を考えようとすると、主要企業はどこか、どのような製品を提供しているのか、差別化ポイントはどこか、といった基本的な情報を集めることにも時間がかかってしまう。上の課題に対して、人に代わりAIが回答になる情報を集め、自動でレポートを生成する機能を開発。本機能を活用することで、市場調査にかかる時間を効率化し、新たな事業や製品を構想するアイデア創出や企画業務へ時間をかけることが可能になる。

■「事業環境レポート」について

本機能は、主に2つのユースケースがある。
(1)事業開発や製品開発における特定領域の概観理解
知見がない事業領域がどのような状態になっているかを一瞬で把握することができるため、新規事業など新しい取り組みを検討する最初の調査が簡単に実現できる。

(2)自社の事業領域の変化の把握
これまでの業界常識や先入観を乗り越えるために、最新の情報を加味して自社業界を取り巻く環境変化を確認することができる。

個人でアイデアや企画を考える前やチーム内での認識合わせの会議の前に、気になるキーワードで検索すると、事業開発や製品開発に必要な問いに対してAIが最新情報から回答を集める。
出典元:プレスリリース
・事業環境レポートの目次
1.市場規模:市場は全体として伸びているのか?
2.政策動向:政府の取り組みは?
3.技術動向:研究開発の取り組みは?
4.自社業種動向:自社業種の取り組みは?
5.近接業種動向:他業種の取り組みは?
6.まとめ

・調査可能期間
2019年1月1日以降の情報から最短1日単位で期間を指定してレポートの生成が可能。

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