Umee Technologies、資金調達を実施しAI商談アシストプラットフォーム「Front Agent」のベータ版を公開

Umee Technologies株式会社は、クオンタムリープベンチャーズを引受先とする第三者割当増資による資金調達をしたと発表した。また、リアルタイムに話術を解析・最適なアシストを提案するサービス「Front Agent」のベータ版を公開した。

■背景と目的

新型コロナウイルス感染症の拡大による在宅勤務の導入やリモートワークが普及したことをきっかけに、オンライン商談の機会は増えている。商談がデジタル上で行われるようになったことと、日本語のテキストと音声解析におけるAIの著しい技術進歩が相乗効果を生み、議事録の自動生成サービスをはじめとした営業支援ツールが多く提供され、SalesTech(セールステック)領域は大きなトレンドになっているという。
出典元:プレスリリース
同社では、大企業からスタートアップまで幅広い層のトップセールスとのネットワークと、国立大学が認定した技術力を強みに、AI商談アシストプラットフォーム「Front Agent」の開発を進めてきた。これは、営業担当者とCRMを同時に強化することで商談の成約率を高め、トップセールスの輩出を効率的に実現するもので、クローズド版を導入した顧客の中には、2ヵ月で20%の売上アップに繋がった事例も出たという。
出典元:プレスリリース
今回調達した資金は、一般公開を開始し現在ベータ版である「Front Agent」の開発及び採用の強化にあてる予定だ。今後は高度な話術支援技術の提供やCRMとの連携強化を目指すとのことだ。

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