これまでLGGでは、様々なWeb3ゲームの分析・調査を行い、その分析結果を調査レポートとして提供してきた。現在では、Web3プロジェクトの開発やマーケティングのコンサルティングを行っている。LGG RESEARCHでは、Web3プロジェクトのパブリッシャーやデベロッパーに向けて、これらの調査・分析・コンサルティングから得た知見やノウハウを提供する。
■「LGG RESEARCH」サービス開発の背景
LGGは、2019年からWeb3ゲーム領域に参画し、さまざまな調査・分析を行ってきた。立ち上げ当初より、業界の健全な発展に貢献することをビジョンに掲げており、より良いプロジェクトが開発されるよう情報発信を続けているという。
LGGがこれまで培ってきたトークノミクスの分析や検証、Web3マーケティングの知見を公開する「Web3プロジェクトの図書館」を作ることで、ゲーム領域に限らない、多くのWeb3プロジェクトが参考になるノウハウを提供できると考え、「LGG RESEARCH」を公開したとのことだ。
■「LGG RESEARCH」のサービス概要
LGG RESEARCHの発行するレポートは現在、「ゲーム別調査レポート」と「Web3ゲーム開発・マーケティングノウハウ」の2種類に分かれている。
・ゲーム別調査レポート
国内外の様々なWeb3ゲームの中から、注目度が高いタイトルをピックアップし、ゲームの概要のみならず、トークノミクス・マーケティング・運用の視点から、各Web3ゲームを分析。各タイトルの事例から、Web3ゲーム開発・マーケティング・運用の参考になる学びや考察を凝縮した内容を提供している。
加えて、ゲーム別調査レポートでは、ユーザーがプレイするWeb3ゲームを選ぶ際の判断軸も提供している。「Play to Earn」のモデルは登場初期に多くのゲーマーを魅了したが、業界が発展途上であることもあり、早期にトークノミクスが崩壊し、ユーザーの資産を減らしてしまうことも少なくないという。LGGは、これらの調査レポートを通して、ユーザーがどのような視点でゲームを選び、プレイすれば良いのかを判断し、経済的損失を被らないための機会を提供したいと考えているとのことだ。
・Web3ゲーム開発・マーケティングノウハウ
Web3業界は世界を見てもまだ確立された成功例が存在せず、かつ、従来の方法が通用しない新しい領域だという。中でも、Web3ゲームではトークノミクスやNFTの設計が必要不可欠であり、マーケティングやゲーム運用方法も既存のゲームとは大きく異なる。そのためプロジェクトを始めたくても、なにからどのように手をつけたら良いかわからない、という相談があるという。Web3ゲーム開発・マーケティングノウハウでは、LGGが実際にゲーム会社の、Web3ゲーム開発・マーケテイング・運用を支援する中で得られた知見やノウハウを掲載している。概論ではなく「具体的にどうすれば良いのか」までの内容になっている。
サービス料金体系
全レポートの閲覧と会員限定サポートが含まれる法人向けプランと、マーケット情報を収集したいゲームユーザーや投資家が利用しやすい個人向けプランが用意されている。