キリン堂とフェズ、リテールメディアの共同構築・ドラッグストアDX戦略の取り組み強化のため包括的業務提携を開始

株式会社フェズは、株式会社キリン堂とリテールメディアの共同構築及びさらなるドラッグストアDX戦略の取り組み強化を主目的として、包括的業務提携契約を締結したと発表した。

近年、海外のリテール産業においては、IT(情報技術)を導入し、新たなサービスやビジネスを生み出すリテールテックが進んでいる。特に、小売事業者が有するID-POSなどのデータを活用したデジタル広告サービスだけでなく、店頭のサイネージやアプリも活用した小売事業者独自の広告プラットフォームなどが生まれている。

キリン堂においても、デジタル化の加速など消費者のライフスタイルの変化も捉え、2021年3月よりフェズと共同開発した独自リテールメディア「K.ads(ケーアズ)」を展開してきた。「K.ads」は、キリン堂のID-POSなどの購買データを活用し、YouTubeをはじめとするデジタル広告の配信やキリン堂公式アプリでの販促の実施、店内放送や店内のプロモーション棚での商品展開など、これらを連動させた取り組みができるキリン堂独自のリテールメディアだ。

今回の包括的業務提携では、両社間でID-POSなどの購買データや店頭データ等各種データを連携することで、「K.ads」の強化や、フェズが提供する、購買データを活用した広告ソリューション「Urumo Ads」の積極活用を通じたリテールメディアの共同構築を行う。また、同じくフェズが提供する、データをもとにした仕入・販促の最適化を実現する本部商談に特化したダッシュボード「Urumo Shopper」とのデータ連携や、店舗DXの取り組みも今後強化するとのことだ。
出典元:プレスリリース

Article Tags

カテゴリ

Special Features

連載特集
See More