LINE NFT、NFT保有ユーザーだけが視聴可能な「ホルダー限定コンテンツ」を提供開始

LINE Xenesis株式会社は、NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」においてNFTを保有しているユーザーのみが、音楽や動画などのデジタルコンテンツを楽しめる「ホルダー限定コンテンツ」を2022年11月30日より提供開始すると発表した。

LINE NFTは、簡単な操作・決済方法でNFTの購入および取引が可能なLINEのNFT総合マーケットプレイスだ。今年4月にサービスを開始して以来、キャラクターやアニメ、スポーツ、アーティストなど幅広いジャンルのNFTを販売してきた。今回、NFTを保有する先の楽しみを提供することを目的に、NFTを保有しているユーザーのみが音楽や動画などのデジタルコンテンツを楽しめる「ホルダー限定コンテンツ」の提供を開始する。「ホルダー限定コンテンツ」とは、購入などにより該当NFTを保有したユーザーのみが視聴可能なデジタルコンテンツを指す。ユーザーは、「LINE NFT」上でデジタルコンテンツのプレビューのみを閲覧し、NFT保有後にコンテンツ本編を視聴できるようになる。

NFTは、ブロックチェーン技術を活用して保有の証明ができるという点が大きな特徴だが、マーケットプレイス上では誰でも作品を閲覧することが可能なため、「自分だけが保有している」という感覚を得ることが難しいという課題があったという。今回提供を開始する「ホルダー限定コンテンツ」は、NFTを保有することでデジタルコンテンツの視聴権利も得られるため、ユーザーは従来と比べより一層NFTを保有している特別感を得ることができる。また、CDやDVDを売るようにユーザー同士の二次流通も可能かつ、二次流通で発生した収益は企業やコンテンツホルダーに還元されるため、エンターテインメント市場におけるさらなるNFT活用にも期待できるとのことだ。

NFT購入からコンテンツ視聴までのフロー
出典元:プレスリリース
さらに11月30日(水)より、4人組ロックバンド「MIOYAMAZAKI」のホルダー限定コンテンツ付き音楽NFTを販売開始する。本NFTを購入したユーザーは、購入後LINE NFT上からMIOYAMAZAKIの活動休止前最後のライブツアーを映像化したコンテンツを視聴することが可能だ。

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