Web3人材に特化した求人プラットフォーム「SYNAPSS」が事前登録受付を開始

株式会社VESS Labsは、2022年12月14日にWeb3特化求人プラットフォームサービス「SYNAPSS」の事前登録受付を開始したと発表した。

SYNAPSS(シナプス)は、ブロックチェーン、Defi、NFT、BCG、GameFiといったWeb3領域の人材にフォーカスしたタレントプラットフォームサービスだ。2023年2月にローンチを予定しており、信頼性の高い個人の経歴データを発行・管理できる「VESS」を活用し、効率的にWeb3人材を見つけることが可能とのことだ。

SYNAPSSのベースとなる「VESS」は分散型アイデンティティ(DID/VC)を活用したデジタル経歴証明プロダクトだ。分散型データネットワークプロトコルのCeramic Network(セラミックネットワーク)とDID(分散型ID)・Verifiable Credential(検証可能な資格情報)といったグローバル規格を活用し、誰もが自分のワークアイデンティティを形成する学歴・経歴・実績・評価などのデータを自身で所有し、どこにでも持ち運ぶことができる。
出典元:プレスリリース

■背景

現在、Web3×HR領域には2つの大きな課題が存在するという。一つは、個人に紐づく実績データは各プラットフォームにサイロ化され記録されており、自分自身のデータを所有できないということだ。そのためユーザーはビジネスSNSをはじめ当該プラットフォームの外では信頼性の低い自己主張以外に自身の実績を証明する術を持たないという。さらに雇用主側は経歴詐称や高コストなリファレンスチェックといった問題に悩まされているとのことだ。もう一つの課題は、Web3人材の不足だ。国内外でWeb3が盛り上がりを見せる一方で、企業が効率よくWeb3タレントにアクセスできる場がなく、SNSや既存の採用プラットフォームのごく一部のカテゴリでしか見つけることができないという。これら2つの問題の解決をSYNAPSSは目指すとのことだ。

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