東京メトロ、鉄道車両の3DモデリングデータをNFTで販売へ

東京地下鉄株式会社(以下、東京メトロ)は、株式会社ホロラボと協業し、実際の鉄道車両を忠実に再現した3DモデリングデータをNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)として、Adam byGMOで2023年1月31日14時から数量限定で販売すると発表した。

鉄道車両を忠実に再現した3Dモデリングデータを、ホロラボが保有するレーザースキャンとフォトグラメトリの技術を用いてNFT用にリバイスし、Adam byGMOで販売する。また、購入者はAdam byGMOの保有者限定コンテンツとしてフルデータも楽しむことができる。2022年4月まで約48年間走り続けた有楽町線・副都心線7000系車両の引退を記念して、東京メトロバージョンと営業運転開始時の営団地下鉄バージョンを用意し、それぞれの企業ロゴや車体側面ラインカラー等を忠実に再現しており、東京メトロバージョンは2,700円で1,000個、営団地下鉄バージョンはオークション形式で限定1個を販売する。

本データは実際の写真を基に制作しているため、普段は見ることのできない車両の屋根や底面等もリアルな質感を感じられるとともに、保有者限定コンテンツはより高精細に運転室内等の車内も再現されてVR等を用いて実際に車両に乗っているような体験もでき、無機質な3Dデータでは得られない新たな楽しみ方が可能となっている。鉄道ファンを中心に、新たなコレクションとして楽しむことができるほか、NFTとして、Adam byGMOのマーケットでの個人間売買も可能だ。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
・「有楽町線・副都心線7000系3DモデリングデータNFT」について
現存する最後の有楽町線・副都心線7000系を、ホロラボが保有するレーザースキャンとフォトグラメトリの技術で3Dモデリングデータにし、快適なWEB表示を行えるようリバイスしたものをNFTとして販売する。購入者はAdam byGMOの保有者限定コンテンツとして、3Dモデリングデータのフルデータを見ることができ、Adam byGMOの公式スマホアプリにおいてAR機能でも楽しむことができる。

・販売対象
車体の企業ロゴ、車両側面のライン色が異なる有楽町線7000系の東京メトロバージョンと営団地下鉄バージョンがあり、それぞれの販売金額、販売個数、販売開始時期は以下の通りだ。また、保有者限定コンテンツは、高画質(フルデータ)、中画質、低画質がセットされるので、PCのスペックに合わせて3D閲覧ソフトで楽しむことができる。

(1)有楽町線・副都心線7000系3Dモデリングデータ 東京メトロバージョン
①データ形式等
NFT 約4Mb(glb)
保有者限定コンテンツ(glb)高画質(フルデータ)、中画質、低画質
②販売数・販売金額
1,000個販売(ひとつ2,700円)
③販売開始時期
2023年1月31日(火)12:00~
出典元:プレスリリース
(2)有楽町線7000系3Dモデリングデータ 営団地下鉄バージョン
①データ形式等
NFT 約4Mb(glb)
保有者限定コンテンツ(glb)高画質(フルデータ)、中画質、低画質
②販売数・販売金額
限定1個をオークション形式で販売(開始金額7,000円)
③販売開始時期
2023年1月31日(火)12:00~
出典元:プレスリリース

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