「フリーランスエンジニアとしての働き方」についてのアンケート調査が実施

株式会社スリーシェイクは、フリーランスとして働くエンジニア約1,000名を対象に「フリーランスエンジニアとしての働き方」についてアンケート調査を行ったと発表した。

■調査結果トピックス

・フリーランスエンジニアの平均年収は?
「専業フリーランスエンジニアとしての年商はいくらですか?」
出典元:プレスリリース
「専業フリーランスエンジニアとしての年商はいくらですか?」という設問に対して回答数が多い回答は「500万円以上800万円未満」約29.1%、「300万円以上500万円未満」約28.0%、「200万円以上300万円未満」約13.9%、「800万円以上1,000万円未満」約12.6%となっている。またフリーランスエンジニアの平均年商(≒平均年収)を計算すると約576万円だった。

・フリーランスエンジニアになる前と後での収入の変化
「フリーランスエンジニアになって収入は上がりましたか?」
出典元:プレスリリース
「フリーランスエンジニアになって収入は上がりましたか?」という設問に対して「上がった」と回答した人が約54.5%、「変わらない」と回答した人が36.6% 、「下がった」と回答した人は8.9%となっている。90%以上がフリーランスエンジニアになる前と比べて同額以上の収入を得ており、半数以上はフリーランスエンジニアになって収入が上がっていることがわかる。

・フリーランスエンジニアのメリット・デメリット
「実際にフリーランスになって感じたメリット・満足している点、デメリット・不満な点を教えてください(3つまで選択可)」
出典元:プレスリリース
実際にフリーランスエンジニアになって満足か不満足かをそれぞれ「実際にフリーランスになって感じたメリット・満足している点を教えてください(3つまで選択)」「フリーランスエンジニアになって感じたデメリット・不満な点を教えてください(3つまで選択可)」という設問で調査した。

すると、メリット・満足している点の回答の上位は「働く場所に縛られない」約44.6%「働く時間に縛られない」約38.6%「収入UP」約25.1%「過去の経験を仕事にできる」約25.0%という回答だった。働く時間や場所が自由に調整でき、自分のエンジニアとしての経験やスキルで収入が増加するといった点がフリーランスエンジニアになってのメリットとして感じられていることがわかる。

デメリット・不満な点の回答の上位は「社会的信用が低い(クレジットカードやローンの審査など)」約33.8%「案件獲得のための営業リソースが想定よりも多い」27.0%「将来の社会保障が少ない」約25.1%「労務や確定申告などの事務作業の手間がかかる」約25.0%という回答だった。フリーランスだからこそ、案件獲得のための営業活動や請求や税金などの事務作業などエンジニアリング以外の業務をしなければいけない点、そして、社会的な信用や将来の保証など、フリーランスならではの不安定さをデメリットとして感じている人が多いようだ。

・フリーランスエンジニアとしての将来計画は?
「今後もフリーランスエンジニアとして働き続けたいですか?」
出典元:プレスリリース
今後の将来について「今後もフリーランスエンジニアとして働き続けたいですか?」という設問の回答結果を見ると、「フリーランスエンジニアとして働き続けたい」という回答が約51.6%、「直近はフリーランスエンジニアとして働くが、将来的に正社員になりたい」が約34.2%、「直近で正社員になることを考えている」約7.2%、「わからない」約7.0%という結果だった。

調査概要
調査期間:2022年11月16日~11月18日
調査対象者:フリーランスとして働くエンジニア(20代~40代)
調査人数:1021人
調査手法:インターネット調査
調査元:株式会社ゼネラルリサーチ
出典元:Relance https://relance.jp/blog/

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