消費者が「リアル店舗に求めるもの」の調査レポートが公開
2023/2/8
株式会社リザーブリンクは、同社が運営する予約研究機関「予約ラボ」が、2023年2月7日に実店舗とECの利用状況や利用するジャンルなど「リアル店舗に求めるもの」についての調査を実施したと発表した。
■背景
■調査結果
・ECではなく主に店舗を利用する理由
「(食品など)オンラインを利用するには不向き」という理由が約63%と最多だった。次いで「商品のサイズやカラーを実際に確かめてから購入したい」が約55%、「店舗に直接出向いたほうが早い」が約24%、「店舗にしかない限定商品がある」が約23%となっている。
・主にECを利用する理由
「リアル店舗より価格が安い」という理由が約53%と最多だった。また、「24時間好きな時間に利用できる」「店舗に行くのが面倒、時間がない」「持ち帰らなくてよい」という時間や手間を省きたいという理由が、それぞれ半数近い値となっていた。また購入までの時間に関しては「実店舗においてその商品を売っている場所が分からない」「必要なものを探し回らなくてよい」という少数意見もあった。
・今後も店舗を利用したいと思うジャンル
「生鮮食品」が約73%で1位だった。「弁当・惣菜などの食料品」も約70%と高い値となった。「スイーツ」が約56%で、「酒・たばこ・コーヒーなどの嗜好品」は約42%だった。全体的に、生鮮食品を除いては、今後の実店舗利用意向が現状より低い傾向が見られた。
・主にネットショップ(EC)を利用したいと思うジャンル
最多は家電で約36%だった、映像や音楽、書籍などのデジタルメディアは約32%だった。乗り物、宝飾品やめがね用品などは低い傾向だった。食料品や生鮮食品は1割前後となった。
調査概要
調査企画:予約ラボ
調査対象:「店舗とオンラインショップ(EC)両方を利用している」と回答した全国の20代〜60代男⼥
調査期間:2023年1月27日(金)~1月30日(月)
調査方法:インターネットリサーチ
サンプル数:有効回収数560⼈