脱炭素経営支援ソリューションのゼロボード、シリーズAで24.4億円の資金調達を実施
2023/2/15
株式会社ゼロボードは、シリーズAラウンドとして第三者割当増資による資金調達を実施し、ファーストクローズおよびセカンドクローズの合計調達額が24.4億円になると発表した。
企業にとって、排出量の把握は脱炭素経営のスタート地点に過ぎず、削減への具体的な取り組みに繋げていく必要があるという。同社は、顧客企業にテクノロジーによる算定の高度化を実現するだけでなく、GHG削減ソリューションを提供するパートナー企業とのアライアンスを積極的に推進し、2023年1月にはパートナー数が100社に到達した。省エネ・再エネをはじめ、様々な脱炭素ソリューションやそれを支援するサステナブルファイナンスなど、顧客企業のニーズに合わせた多彩なソリューションを提供するエコシステムをパートナーとともに構築し、企業の脱炭素経営を支援している。
また、従業員数が100名(業務委託、出向含む)を超え、より生産的でイノベーティブなアイデアを喚起する職場環境を構築するために本社を移転し、2月15日より新オフィスで業務を開始したという。
今回調達した資金については、「zeroboard」のプロダクト機能開発の加速化、顧客伴走型で支援するカスタマーサクセスなど専門人材の採用強化、グローバルなプラットフォームを目指す海外展開に活用するとのことだ。