「中小企業のDXに関する実態調査」を実施

フォーバルGDXリサーチ研究所は、中小企業の経営者1,619人に「中小企業のDXに関する実態調査」を実施したと発表した。

現代はデジタルビジネス時代と呼ばれる反面、日本は「IMD世界デジタル競争力ランキング」で64か国中28位とデジタル後進国と言われている。また、経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年には最大で79万人IT人材が不足すると予測されているという。特に中小企業においては、DXに対する知識不足、人材不足、資金不足などから、大企業以上に進捗できていないという現状があるという。こういった実態を明らかにすべく、「中小企業のDXに関する実態調査」を行ったとのことだ。
出典元:プレスリリース
Q1.「DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何かご存知ですか?」
中小企業経営者に、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か知っているか調査したところ、「聞いたことはあるが、よく知らない」「知らない」合わせて30.1%と約3人に1人が「DXについてよく知らない」と回答した。また、49.4%と約半数の人が「知っているが、説明できるほどではない」と回答した。
出典元:プレスリリース
Q2.「あなたの企業はDXに取り組めていますか?また、取り組みレベルはどの程度ですか?」
DXの取り組みレベルは以下の3ステップに分かれるとのことだ。
出典元:プレスリリース
中小企業経営者に、自身の会社はDXに取り組むことができているか聞いたところ、49.2%と約半数が「取り組めていない」と回答。また、「取り組めている」と回答した人のうち、60.6%と約6割がステップ1の意識改革に留まっているという結果になった。
出典元:プレスリリース
Q3.「あなたの企業全体のDXに取り組みレベルを上げるために、現在足りていないと思うものをすべてお選びください。(※複数回答)」
中小企業経営者に自身の企業全体のDXの取り組みレベルを上げるために現在足りていないと思うものについて聞いたところ、1位が「従業員のリスキリング」、2位が「経営陣のリスキリング」と「リスキリング」が上位に挙がった。
出典元:プレスリリース
アンケート概要
調査主体:フォーバルGDXリサーチ研究所
調査期間:2023年1月10日(火)~2月10日(金)
調査対象者:全国の中小企業経営者
調査方法:ウェブでのアンケートを実施し回答を分析
有効回答数:1619人

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