母集団形成を効率化する採用DXツール「HITOME」が提供開始

HeaR株式会社は、母集団形成を効率化する採用DXツール「HITOME(ひとめ)」を2023年3月9日にリリースしたと発表した。

近年さまざまなDXツール/SaaSの台頭により、1企業におけるツールの利用数・データ量は増加の一途を辿っているという。これは採用活動においても同様とのことだ。求人媒体やダイレクトリクルーティング、エージェントの活用など、採用におけるチャネル数およびデータ量が増え続けてきた。そこで話題になっている領域がBI(ビジネスインテリジェンス)ツールだという。BIツールとは、データ分析やデータビジュアライゼーションを組み合わせて、組織がよりデータに基づいた意思決定を行えるような支援ツールを指す。海外ではBIツールが台頭しており、日本国内においてもその市場規模は2020年度で3,977億円、2025年度までの年率平均成長率は13.3%増と言われ、7,368億円まで成長すると見込まれているという。また、経営企画やマーケティングなどの職種においては既にBIツールの活用が当たり前となりつつあり、ガートナージャパン社の調査によると国内企業の74%がBIツールを導入しているという。同社はこのBIツールの概念を採用において活用することができないかと考えたとのことだ。

「HITOME」は採用計画の策定や予実管理、母集団形成を可視化・効率化するためのBIツールだ。
①エージェント管理
・エージェント毎の紹介パフォーマンスの可視化
紹介数
書類通過率
決定率
求職者情報 など
・契約エージェントの一覧化
得意職種
得意地域
マージン など
・エージェントコミュニケーション(関係構築活動)の可視化
エージェント毎の直近のパフォーマンス
エージェントコミュニケーションの活動履歴
ネクストアクション日 など

さまざまな指標分析を通して、エージェント毎にどの職種/レイヤーの紹介が得意なのかを可視化。エージェントから確度の高い紹介数増加や、これまで採用決定が少なかった職種における採用成功にも寄与する。
出典元:プレスリリース
②スカウト効果分析
・媒体分析
媒体別(媒体A/B/Cのパフォーマンス比較)
・属性分析
職種別
事業部別
支社別 など
・A/Bテスト分析
送付リスト別
タイトル別
スカウト本文別
送付時期別(曜日/時間帯など)

さまざまな指標分析を通し、媒体毎に最適なスカウト文面や送付タイミングを策定/可視化して、スカウト送付における効果を最大化する。
出典元:プレスリリース
また、これらの機能はツール提供のみならず、データ入力〜改善策の立案/提案まで同社がサポートするとのことだ。

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