1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp」正式版がリリース

「Talent Amp(タレントアンプ)」を運営する株式会社villioは、サービスを全面リニューアルし、正式にサービスをリリースしたと発表した。

さらに、Partners Fund・ANRI・塩田元規氏・ライフイズテック代表 水野雄介氏・3Sunny共同創業者 榎本順彦氏などの個人投資家などを引受先とした、累計1億円の資金調達を実施しているという。今回調達した資金は主に、サービス改善、マーケティング、人材採用に充てる予定とのことだ。
出典元:プレスリリース

■背景

企業は従業員が自律的に行動するために、内発的動機を引き出したり、成長実感を得る機会をつくることが求められているという。しかし、マネジメントレイヤーのマネジメントスキル不足によってエンゲージメントの低下や優秀な人材の離職増加が発生しているケースもあるとのことだ。また、昨今リモートワークやフレックスタイム制をはじめとした働き方の多様化により、従来の対面前提のマネジメントスタイルでは適応でなくなっている傾向があるという。これらの状況を踏まえ、企業が従業員の自発性を高め、最高のパフォーマンスを引き出す「タレントエクスペリエンス」という考え方の重要性が高まっているとのことだ。
出典元:プレスリリース
タレントエクスペリエンスの中でも「1on1」は日常的なコミュニケーション機会として、導入する企業が増えているという。実際に約67%の企業が「1on1」を実施しているとのことだ。導入企業のうち40%は直近1年以内に「1on1」を導入しているため、運用方法が確立していないという課題を抱えているという。
出典元:プレスリリース
「1on1」はマネージャーのスキルに依存する傾向が強く、一定のクオリティーを企業全体で担保することが難しい。そのため、1on1を導入しても従業員エンゲージメント改善や離職率低下に結びつきにくいという課題を抱える企業が多くあるという。

■「Talent Amp」について

「Talent Amp」はチーム全体の内省や対話をサポートすることでメンバーの能力発揮を後押しし、パフォーマンスを向上させる、1on1を通した人材育成SaaSだ。「1on1の対話の質を向上させるWebサービス」と「認定資格を持ったコーチによるコーチング」というリアルとWebのハイブリッド型で、チーム全体の内省や対話の質を向上させ、従業員の成長支援を行っている。
出典元:プレスリリース
・特長
(1)現場負担を少なく、1on1の対話の質を高める仕組み
1on1の前に話すべき内容やメンバーの情報を吸い上げ、適切なテーマ選定やコミュニケーションができるような仕組みを提供している。これらの機能はSlackなどのコミュニケーションツールと連携しており、現場の従業員の負担なく利用することが可能だ。
(2)ブラックボックス化しがちな1on1の可視化
1対1がゆえに改善サイクルの回しにくい1on1に対して、1on1で話した内容や満足度を定量的に可視化することで、1on1の改善サイクルを回すことができるようになる。
(3)マネジメントに特化したコーチングも提供
可視化した1on1やマネジメントに必要な情報をもとに、マネージャーのマネジメントスキルを向上させるためのコーチングを提供し、マネージャーの内省・行動変容を促す。

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