AIと専門家を掛け合わせた会計事務所「SoVa」、プレシリーズAラウンドで約2.3億円の資金調達を実施

同社は2019年9月に創業し、約2年間の開発期間を経て、テクノロジーと専門家を掛け合わせた会計事務所「SoVa」を2021年10月にローンチした。同社は、100種類以上の税務・労務・登記などの役所手続きについて、「いつ、どこで、何をどうするか」をプロダクト上で調べることができ、実際の書類ダウンロード等がワンストップで行えるサービスを開発し、対応範囲を拡大してきた。SoVaというサービスが生まれた背景には、複雑な役所手続きの存在があるという。例えば、日本ではオフィスを引っ越し（本店移転）する際に、各役所に合計18種類の書類を提出しなければならないという。それに加えて、移転前と移転後の所在地、取締役会の有無などで手続きが異なり、全部で1,000通り近くの手続き方法が存在しているのが実状とのことだ。実際の会社におけるバックオフィス業務は、役所手続き以外にも様々な作業が必要だ。それぞれの手続きを行うには士業の力が不可欠だが、若い起業家が増え続ける近年は、新規事業への理解や、多様な事業成長サポートが求められているという。そのような現状を踏まえ、SoVaはこれからもプロフェッショナルとして起業家に寄り添うとのことだ。

調達金額：約2.3億円
引受先：ジャフコ グループ株式会社／グローブアドバイザーズベンチャーズ／East Ventures／株式会社ココナラスキルパートナーズ／ブリッジコンサルティンググループ株式会社／株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ／株式会社セゾン・ベンチャーズ／RSM汐留パートナーズ株式会社／CPAエクセレントパートナーズ株式会社／山田徳昭氏／G-STARTUPファンド／村上裕太郎氏／深野竜矢氏／手塚正彦氏
資金用途：プロダクト開発、採用・組織体制の強化