ビデオリサーチとオルツ、次世代型マーケティングリサーチサービス「Asclone」を提供開始

株式会社オルツは、株式会社ビデオリサーチと共同で、仮想の調査回答者のデジタルクローンを⽣成し、対話形式のインタビューと回答の取得ができる「Asclone(アスクロン)」を提供開始すると発表した。

ビデオリサーチは、AI技術を活⽤した次世代のマーケティングリサーチ⼿法を「リサーチ4.0」と位置づけ、2021年2⽉より、オルツと共同でデジタルクローンを使⽤したアンケートシステムの実証実験を実施している。その成果の第⼀弾として、質問に回答可能なデジタルクローンを利⽤者が⽣成するサービスを実現したとのことだ。

今回サービスを開始する「Asclone(アスクロン)」は、オルツのパーソナルAI技術を活⽤し、個性を持ったデジタル上の「⼈」に対して⾃由にインタビューができるサービスだ。利⽤者は、パソコンやスマートフォンのブラウザからログインの上、必要な時に、必要なペルソナを有するデジタルクローンを⽣成し、テキストによる対話形式のインタビューを⾏うことができる。通常の対⼈のアンケートとは異なり、対デジタルクローンのアンケートのため、時間や場所、質問量の制限なく、利⽤者のペースで使⽤できることに加え、デジタルクローンのペルソナを適宜変更することも可能だ。また、質問を繰り返すことで、新たな知⾒やアイデアを得るためのツールとしても活⽤できる。調査において⼤きな課題である個⼈情報の保護もクリアし、⼈へのインタビューでは細⼼の注意が必要なデリケートな質問にも対応が可能となる。
出典元:プレスリリース

◾︎「Asclone」の概要

Ascloneは、ブラウザからログインし、インターネット環境があればどこでも利⽤できるサブスクリプションサービスだ。居住エリア・性別・年齢・職業の組み合わせに加えて、利⽤者が知りたい「課題・トピック」に対する関与状況をふまえたペルソナのデジタルクローンを⽣成する。また、⽣成の過程では、ビデオリサーチがもつ⽣活者の属性や商品関与、メディア接触などを網羅的に調査した、代表性のある⼤規模シングルソースデータ「ACR/ex」の情報も参照している。
出典元:プレスリリース

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