EC配送で出るCO2を相殺できるCO2のポイントサイト「ecotas」がリリース

本サービスは、オンラインショッピングの配送で排出される温室効果ガスをポイント化し、環境保全プロジェクトへの寄付を通じてオフセットできる「CO2のポイントサイト」だ。

近年、気候変動がグローバル課題としてますます重要視されており、日本政府は2030年までに温室効果ガスの排出量を46%削減（2013年度比）、2050年までにネットゼロ（温室効果ガスの排出と除去のバランスが取れた状態）の目標を掲げている。一方、国内におけるECサイトの利用は増えており、それに伴い令和3年度の宅配便取扱個数は49億5323万個と過去最高を更新し、配達時に排出される温室効果ガスによる地球環境への負担が大きく増えているという。

これらの状況を受け、ecotasは一般生活者がオンラインショッピングをするだけで、配送時に発生するCO2を費用負担なしでオフセットするサービスを開始するとのことだ。利用者は最初に同社のウェブサイトにアクセスし、その後は普段利用しているECサイトで買い物を完結する。その後、配送で排出されるCO2がポイントとしてecotasのアカウントに付与される。利用者はポイントを自身が応援したい環境保全団体に寄付することで、排出したCO2を相殺することができる。