パナソニックASアメリカ社、CES 2024で「Neuron ハイパフォーマンスコンピューティング」を発表

Neuronと名付けられたシステムは、ソフトウェア・ディファインド・ビークル（SDV）の進化に伴い急速に進化するモビリティのニーズに対応するとのことだ。

自動車のソフトウェア依存性の高まりにより、車両システムは、長期のライフサイクルにわたりソフトウェアのアップデートをサポートする必要があるという。自動車は、運転支援機能に対応するために、ハードウェアとソフトウェアのコンピューティングプラットフォームを活用している。Neuron HPCは、ソフトウェアのアップグレードだけでなく、プラットフォームのライフサイクル全体にわたるハードウェアのアップグレードも可能にする。

Neuron HPCは、複数のECUの機能を集約し、冗長なコンポーネントを削除することにより、車両のコストと重量を削減し、統合による複雑さを軽減することができるという。このHPCシステムは、高性能かつ大量データの入力処理機能を備え、アップグレード可能で拡張性があり、進化する車載プラットフォームに対応できる将来性を備えているとのことだ。