利用者の9割は出社日が自由! 国内デジタルノマドが集まるホテル予約サイト「Otell」、訪日デジタルノマドに対応

株式会社ガイアックスが運営する平日連泊に特化したホテル予約サイト「Otell(オーテル )」は、訪日デジタルノマド向け英語サービスページをリリース。Otellは国内外の利用者問わず、平日連泊のホテルワークを提供していく。

■日本でもデジタルノマド・ビザが発給

近年、リモートワークの普及が契機となり、世界中でデジタルノマド市場が急速に拡大している。2022年には、欧州を含む複数の国がデジタルノマド・ビザ(査証)を提供し、期間の違いはあるものの外国人に一時的な居住を認める動きは加速している。

日本政府も追随し、米国を含む49カ国のビザ免除国からの訪問者に対し、一定の条件を設けた上で最長6ヶ月の滞在を認めるデジタルノマド・ビザを2024年4月1日から施行した。本ビザの施行により、長期滞在による経済効果やイノベーションの促進が期待されている。(※1)

※1「トラベルボイス 日本版「デジタルノマド」ビザが開始、約50カ国・地域の年収1000万円以上が対象、滞在期間は6ヶ月以内」 https://www.travelvoice.jp/20240401-155403

■デジタルノマドが抱える課題

民泊や短〜中期間の賃貸プラットフォームを提供するFlatio 社が発表した2023年の調査レポート(※2)によると、デジタルノマドが感じる不満の第1位は「宿泊先の確保(39.8%)」。
出典元:プレスリリース
また、デジタルノマドが目的地を選ぶ際に重視することの第1位は「コスト(46.6%)」であることがわかる。
出典元:プレスリリース

■平日連泊サービス「Otell」は、訪日外国人向け英語サービスページをリリース

Otellでは、これまで日本国内のノマドワーカー向けに、都心から2〜3時間程度で移動でき、豊かな自然や温泉に癒やされながら仕事ができる平日連泊サービスを提供してきた。仕事環境のニーズに応えるために、プライバシーが確保された個室、Wifi・電源・机/椅子・モニターなどの設置も行なっている。

今回のデジタルノマド市場の拡大を受け、英語版のサービスページを開設することでデジタルノマドが最も課題として感じている「宿泊施設の確保」の解決を目指す。

■4割がフルリモート、9割は出社日が自由!国内デジタルノマドが集まる「Otell」

国境を超えて働くデジタルノマド市場が世界では拡大しているものの、 日本から海外へデジタルノマドとして働く人々は現在では少数派となる。

しかし、広義の意味での「働く場所にとらわれない」ノマドワーカー(リモートワーカー)はアフターコロナでも依然として強い存在感を持つ。

日本国内のノマドワーカーがユーザーの多くを占めるOtellでアンケートを実施し、ユーザー属性とリモートワークに求める環境を調査・分析した。

■アンケート概要

調査期間:2023年5月17日~2023年5月22日
対象者:Otellのメルマガに登録している方
調査方法:グーグルフォーム
有効回答数:123件
調査主体:株式会社ガイアックス

■属性:出社頻度は「完全テレワーク」がトップ、また全体の約9割が出社日をコントロール可能

出典元:プレスリリース
アンケート回答者の40%が「完全テレワーク」の働き方であると回答。
また、自身の出社日については約90%が「コントロール可能」と自分で働く場所を選ぶことができることがわかる。

■Otellに感じる魅力は 安い・連泊可能・ワーケーション特化・仕事環境の充実が上位

Otellに感じている魅力については、「値段がお得」に次いで、66.6%が「連泊予約が可能」、56.0%が「ワーケーション特化の予約サイトで予約が簡単」、51.2%が「仕事環境が充実」と回答した。

「宿泊先の確保」と「費用」に課題を抱えているデジタルノマドにとって、安い値段で連泊可能なOtellは、日本長期滞在における選択肢の一つになると考えている。

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