テレワークの代表的な種類と特徴|導入するメリットデメリットも解説
2022/2/9
Contents
- 時間や場所にとらわれないテレワークが普及している
- 雇用型テレワークの種類
- 雇用型テレワーク1|在宅勤務
- 雇用型テレワーク2|モバイルワーク
- 雇用型テレワーク3|サテライトオフィス勤務(施設利用型勤務)
- 自営型テレワークの種類
- 自営型テレワーク1|SOHO
- 自営型テレワーク2|内職副業型勤務
- 勤務頻度ごとのテレワークの種類
- 常時テレワーク
- 随時テレワーク
- テレワークのメリット
- メリット1|通勤・移動時間の削減になる
- メリット2|ワークライフバランスがとれた仕事ができる
- メリット3|オフィスにかかるコストを削減できる
- メリット4|従業員ごとに適した働き方を選べる
- メリット5|感染症対策につながる
- メリット6|補助金や助成金を活用できる
- テレワークのデメリット
- 自宅内に就業スペースを上手く取れない場合がある
- 電気代や通信費など個人負担の費用が増える
- 社内情報が第三者に漏れるリスクがある
- オフィスで働くよりも生産性が落ちる恐れがある
- 労務実態の把握がしにくい
- テレワークの生産性が向上するツールやシステムの種類
- コミュニケーションツール
- 労務管理ツール・システム
- 事業形態や職種に合わせてテレワークの種類を選ぼう
時間や場所にとらわれないテレワークが普及している
時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を可能とすることで、日本の生産性を高めると期待されるテレワーク。一気に普及し始めたいま、あらためてその種類や、導入する上での注意点を解説してきます。
雇用型テレワークの種類
まず、雇用型テレワークとは、その名の通り、企業に雇用されている人たちが行うテレワークのこと。詳しく見ていきましょう。
雇用型テレワーク1|在宅勤務
雇用型テレワーク2|モバイルワーク
企業にとっては、在宅勤務以上に従業員の勤怠状況の把握が難しくなるので、適した勤怠管理システムを導入する必要もあります。
雇用型テレワーク3|サテライトオフィス勤務(施設利用型勤務)
サテライトオフィスとは、本社や支社、営業所とは別に会社から提供されるオフィスのことを指します。企業が単独でサテライトオフィスを設置するには、費用や管理面で負担が大きいため、シェアスペースなどを契約し、従業員に利用してもらうケースも増えてきています。
従来は、都心にある企業が、地方創生への貢献を目的に、郊外や地方にオフィスを設置するケースなどが多く見られました。
自営型テレワークの種類
自営型テレワーク1|SOHO
自営型テレワーク2|内職副業型勤務
勤務頻度ごとのテレワークの種類
常時テレワーク
随時テレワーク
テレワークのメリット
メリット1|通勤・移動時間の削減になる
また、オフィスにいるときは必要だった執務スペースから会議スペースなどへの移動など小さなロスタイムも削減できるため、業務時間を有効活用でき、より多くの業務に手をつけやすくなるというメリットがあります。
メリット2|ワークライフバランスがとれた仕事ができる
また、ワークライフバランスを重視する企業は、働きやすさが魅力となり、人材を確保しやすくなるとも言われています。
メリット3|オフィスにかかるコストを削減できる
メリット4|従業員ごとに適した働き方を選べる
また、身体に障害を抱えていたり高齢だったりなどして通勤が困難でも、勤労意欲の高い人材に、新しい働き方を提案するきっかけとなります。テレワークは、人材の多様化を実現する制度としても期待されているのです。
メリット5|感染症対策につながる
従業員は、通勤などの移動を避けることで感染リスクを低減できるほか、仮に感染したり、感染が疑われたりする状態になっても自宅で静養しながら働き続けることができます。
こうしたパンデミック対策としてのメリットが明るみになったいま、テレワーク制度を導入する企業には、社員の安全に配慮しているという企業イメージがつきやすくなっています。
メリット6|補助金や助成金を活用できる
テレワークのデメリット
自宅内に就業スペースを上手く取れない場合がある
また、オフィスであれば簡単に利用できたコピー機やスキャナーなどの設備も自分で用意する必要があります。一部の住宅においては、オンラインMTGなどに適したインターネット回線を敷いていない家庭もあるでしょう。テレワークに適した環境を用意するには、労働者側に少なくない負担が生じると言えます。
また、家族と同居していて執務スペースを分けられていない場合、オンラインMTGなどを気兼ねなく行うことができません。特にコロナ渦においては、在宅状態にある家族が多いため、一層の配慮が必要となります。
電気代や通信費など個人負担の費用が増える
社内情報が第三者に漏れるリスクがある
オフィスで働くよりも生産性が落ちる恐れがある
テレワークで期待される生産性の向上は諸刃の剣ともいえるものです。企業文化や従業員の業務内容などと照らし合わせ、自社にあった運用方法を見つける必要があります。
労務実態の把握がしにくい
テレワークによるコミュニケーション量の低下を補おうと、オンラインミーティングが増えたり、ビジネスチャットで大量のメッセージを送り合ったりすることで、かえってコミュニケーション量が増え、日中に業務に当てられる時間が減っているという声も聞かれます。そうした結果、残業時間が増えているのですが、マネージャーは、部下が実際にいつまで働いているのか見えにくくなってしまっているため、これを管理・是正することが難しくなっているのです。
テレワークの生産性が向上するツールやシステムの種類
コミュニケーションツール
一方で、初めて導入する企業には、これまでのメールベースのコミュニケーションからの脱却など、ちょっとした変化への適応が必須です。多くのビジネスチャットは無料で始められるので、プロジェクト単位、部署単位でお試し利用してみるなどスモールスタートしても良いでしょう。
労務管理ツール・システム
事業形態や職種に合わせてテレワークの種類を選ぼう
テクノロジーの発達で、どのような職種でもテレワークが簡単に効率よく行えるようになる時代が来ることを期待します。