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AR最新情報!おすすめのアプリやビジネスに使える情報まで。

ARとは?一般的に利用されているゲームから役に立つサービス・アプリをご紹介。Googleが開発するAR機能も!スマートグラスとARグラスの違いもご説明します!ビジネスで使いたい方のためにARの種類の説明から、最後はアプリ開発の概要まで!

ITにおけるARとは

ARとは「Augmented Reality」の略で、日本語では一般的に「拡張現実」と呼ばれています。目の前にある世界を“仮想的に拡張する”という意味です。近年は特に、スマートフォン向けのサービスとして比較的簡単に実現できるため、自宅で過ごす時間も増えた今、新しい楽しみを生み出せる新機軸の記述として話題になっています。今回は最新のAR技術を利用したサービスの例や活用されている分野、実際にARを活用したアプリを作成する時に必要なスキルやソフトウェアなどをわかりやすくご紹介していきます。

ARを使用したサービスの例

AR技術を使用した商品で、多くの人が知っているであろう最近ヒットしたものといえば「ポケモンGO」です。街中や道端に登場したポケモンが、スマホ画面内で目の前の風景に重なって表示されることであたかも「ポケモンたちが自分のいる現実世界に現れたかのような実在感」が出てくるゲームです。ボールを投げてポケモンを捕まえることもできますし、特定の場所へ行かないと生息していないポケモンなどもあり、大人もたくさんの人がプレイしていたようです。テレビやポータブル機器の画面上で、CGのみで完結するゲームとはまた違った楽しみ方ができるのが魅力です。

あらゆる分野で応用が検討されている

ARはゲームだけに特化しているわけではありません。生活に役立つあらゆる分野でも活用され始めています。IKEAや三菱冷蔵庫などを例にあげると、実際に住んでいる自宅に購入を検討している家具を置いてシュミレーションし、商品が自宅内の家電を置きたい場所にちゃんと設置できるかシュミレーションできるアプリなどで活用されています。また、後ほどご紹介しますが、メガネのようにしてかけるタイプの情報端末や、ARが搭載されたコンタクトレンズの開発など、様々な分野での応用が検討されています。

VRとの違い

ここで、ARとよくセットで語られる「VR」との違いについてご説明します。ARが現実世界に視覚情報を重ねて表示させる「拡張現実」であるのに対し、VRは現実と違う別の世界にリアリティを高めた視覚映像を映す「仮想現実」となります。現時点ではARの活用場面は倉庫や製造ライン、商談の場などのビジネスで利用されることが多いです。現実空間にプラスした形でデジタル情報を付与し、作業効率化やミス防止、プロモーション効果の向上などに役立っています。対してVRは、エンターテインメント業界で活用の場が広がっており、非現実の世界をあたかも現実のように感じさせるものです。両者は似て非なるもので、対照的な技術です。

実際に販売されている商品

次は、実際にAR機能が搭載されている「ARグラス」についてご説明します。ARグラスは、現実空間にある壁やドアなどをセンサーやカメラで認識し、デジタル情報を重ねて表示します。3Dの物体がそこにあるかのように、机の上に配置したり壁に貼ることが可能です。ARグラス中には一般の消費者向けの商品を販売予定のものありますが、現在は業務用商品がほとんどです。マイクロソフト社から販売されているARグラスはWindows PC機能、位置、方向、距離を検知するセンサーを内蔵したものがあります。米のメーカーではコンタクトレンズも開発中で、実現すると朝の準備をしながらニュースや交通情報などが目の前に表示される未来も遠くないかもしれません。

GoogleのAR機能

Googleが現在一般に提供しているサービスでも、AR機能が搭載されているものがあります。すぐ使えるものばかりなので、実際にすぐARの技術をを体験することができます。「Word Lens」は、翻訳したい文字列にスマホのカメラをかざすと、訳された文字がスマホ画面にリアルタイムで重ねて表示されるとても便利なアプリです。旅行先などでも非常に役立つ機能です。また、Android 7 以降の Androidスマートフォンのみとなりますが、検索結果でARモードを選択するとARを体験できます。動物の場合は実物大の大きさの当物が表示されるほか、しぐさや鳴き声も出すことができます。

Google最新のARは恐竜

Googleでは、その場でAR表示ができる機能自体は2019年からリリースされています。2020年に入ってAR表示できるオブジェクトを増やしており、最新のオブジェクトは10種類の恐竜です。その昔、地球に生息していたとされる恐竜10種がGoogleのAR機能でよみがえります。恐竜をその場で表示させるためには、ARに対応したiPhone・iPad、またはAndroid搭載デバイスが必要です。指で回転させて色々な方角から恐竜を眺めたり、拡大して間近に恐竜を感じることができます。また、恐竜の足音や鳴き声を動画として録画したり、周りにあるものと大きさを比較して楽しむことも可能です。

Galaxyで利用できるARゾーンとは?

ARゾーンは、自分の顔をカメラに認識させて自分そっくりのアバターが作れる機能です。作成したアバターは「AR手描き」という機能を使って写真/動画撮影ができます。さらにSNSで使えるスタンプも作成可能です。アバターで自撮りをすると、自分の口や目の動きがそのまま反映されるので、架空のキャラクターとなって表情豊かにインターネットでのコミュニケーションを盛り上げることができますし、スムーズな意思疎通にも役立ちます。

ARを体験できるアプリ(ゲーム編)

さて、これまで紹介してきたたアプリ以外にもARを体験できるものがあります。まずはゲームアプリに絞ってご紹介します。「妖怪ウォッチ ワールド」は日本全国に放たれた妖怪たちをGPS機能を使って探し求めるゲームです。大人はもちろん、お子様と一緒に楽しむことができるアプリです。その他、スターウォーズ好き必見のアプリとしては、「InstaSaber」があります。これはA4の紙を丸め、アプリを起動した状態でカメラを通して映すと、ライトセイバーのような剣が出現します。家族や友達同士でチャンバラ動画などを撮影して、SNSにアップして楽しむことができます。おうち時間が増えている今、試しに使ってみるのもおすすめです。

ARを体験できるアプリ(ゲーム以外編)

ゲーム以外にも楽しめるアプリも多くあります。最もメジャーなものは自撮りアプリの「snow」で、女性に大人気です。写真にメイクや小顔加工などをすることができ、髪の色やスタイルも整えることができます。アート好きや散歩が好きな人におすすめしたいのは「World Brush」。街の中にある建築物や壁に落書きできるアプリで、他の人が作成した落書きをその場所にいけば見ることができます。その他、スマホを空にかざすとその空にあるべき星座が表示される「星座早見AR」も人気です。昼間や曇りの日でも表示されるので時間を問わず、天体好きの家族やお子様の長期休みの自由研究にも役立ちそうです。

ARを体験できるアプリ(生活に役立つアプリ編)

いつもの生活中で役立つアプリもご紹介します。「アメミル」はGPS機能により豪雨が近づいてきたときにアラートが鳴ります。さらにAR機能によって、周囲10km以内の雨の降り方をその場にいなくても仮想空間においてバーチャル表示できるので、ずぶ濡れになることを防げます。「日経AR」は、日経新聞の紙面から記事に関連する動画やグラフをワンタッチで呼び出すことができます。使い方は非常に簡単で、使用しているスマートフォンにアプリをダウンロードして起動し、マーカーを記事に合わせるだけです。このようにゲームだけではなく様々な世代の人や用途にあったAR機能搭載のアプリケーションが次々と生まれているのです。

スマートグラスはARグラス?

ガジェット系の話題に話を戻すと、現在販売されているもので「スマートグラス」というものがあります。こちらはAR機能が搭載されているものかというとそうではありません。スマートグラスとARグラスは現在まさに開発が進められており、これからさらに多くの場面で利用されることになるでしょう。スマートグラスとARグラスの違いは「現実空間を認識する機能が備わっているか・いないか」にありますが、それぞれの特徴を少し詳しく見ていきましょう。

スマートグラスの特徴

スマートグラスは、メガネに色々な機能が追加されているデバイスで、スマートウォッチと同様のウェアラブル端末です。見た目はカメラや空間を認識するセンサーを搭載していないためシンプルなデザインであることが多く、普通のメガネと見た目の差がほとんど変わらないものもあります。スマートグラスのメリットは、情報を見るときに視線を移動させる必要がないということです。"歩きスマホ"は社会的な問題になっていますが、歩きスマートグラスとなれば歩いていく方向を見ながら情報を取り入れることができます。スマートグラスにはディスプレイに情報を表示する機能をもたず、音声ガイドのみ搭載しているものもあります。

ARグラスの特徴

ARグラスは、先ほどもご紹介した通り周辺の環境を認識する機能が備わっているメガネ型のデバイスのことです。スマートグラスと比べると、センサーやカメラが搭載されている場合が多いため見た目もヘッドセットに近く、重さもあります。現在は、工場でのピッキング・集積作業や、製造業での組み立て作業時のマニュアル表示などで利用されているることがほとんどです。ARグラスを装着することで両手が自由に使え、作業の生産性向上が期待できます。また視線を動かさずにマニュアルを確認できるため作業ミスの軽減にも貢献が期待されています。

ビジネスで活用できるAR

ARを活用した様々なサービスを既にビジネスとして提供している企業もあります。ARを活用したビジネスをいくつかご紹介するとともに、ビジネスで使えるARの種類の説明やアプリを作るための簡単な流れを紹介していきます。"紙媒体とインターネットをつなげる新しいサービス"を謳っている「COCOAR」では、観光地のイベントPRやガイドブック作成にARを取り入れる技術を販売中です。その他、書籍や折込チラシ、広告ポスターなどにも付属させることで紙媒体だけではつたわりきらない魅力を伝える手助けをするサービスです。このようなビジネスにARを活用するにあたり、タイプは3つに分けられます。

タイプ1・ロケーションベース(位置情報型)AR

ロケーションベース型のARは、GPSや電子コンパス等で取得した自分の位置を特定し、それに周辺の情報紐づけてスマホ画面上に合成表示する方式のARです。観光案内サービスやナビゲーションで多く活用されています。屋外での利用は非常に簡単にできますが、GPSの精度に頼っているため室内では正確な位置表示が上手くいかないことがあります。そのためGPSの位置情報にプラスして加速度センサーで端末の向きを把握したり、磁気センサーで傾きを認知することで、より精密に画面上のどの位置に情報を提示するかを決めています。

タイプ2・ビジョンベースAR

このタイプのARは、カメラから取得した画像・空間認識の技術で目の前の環境を解析し、特徴点が一致するとARコンテンツが自動的に出現する方式のARです。出版・印刷物や商品プロモーションなどに多く使われています。画像の特徴点抽出により、必要な位置に正確に付加情報を表示できますが、対象物までの距離が遠かったり暗い場所では動作が不安定になりやすいという弱点があります。ビジョンベースARは「マーカー型AR」とも呼ばれます。指定マーカーとフリーマーカーの2種類があり、指定マーカーは決められたルールで作られたものだけをARマーカーとして登録でき、フリーマーカーはイラストや写真など、画像として認識できるものを登録できます。

タイプ3・SLAM

SLAMとは、カメラ映像や色々なセンサーの値をリアルタイムで処理し、自分がいる位置の推定と環境地図を作成する技術のことです。特定のマーカーに頼らずに床やドアなどを検出し、空間を3次元的に処理することができます。これはロボットを自立走行させるためには欠かせない技術で、自分のいる位置をGPSを使わずにカメラを使って把握し、ロボット単体が自分で走行できるようになっています。 以前認識したランドマークを再認識することで、ロボットが自分自身で自分の位置をフィードバックして修正していくのです。SLAMという技術にAIを掛け合わせて、今後10年間でAR技術はさらに大きな進歩を遂げるでしょう。

すぐ試せる!web AR

細かいことは後にして、ビジネスやプロモーションにすぐ取り入れられるARをお探しの方にはweb ARがおすすめです。専用デバイスや専用アプリをインストールしないと利用できなかったARですが、Web ARはwebブラウザが使える環境であればAR体験をすることができます。Android/iOSのどちらにも対応しており、誰もが利用しているスマートフォンやPCでより多くの人にARを体験してもらうことが可能となります。既存の企業webサイトなどにも、低コストでAR機能を取り入れることもできます。

ARアプリを自分で作ることも可能

少しだけ知識をつければ、ゲームを作るためのソフトウェア"Unity"を使って自作でARアプリを作ることもできます。Unityは、ゲームを作るための統合開発環境にとどまらず、実行環境も整っているという特徴があります。「ポケモンGO」で利用されたことでも注目を集めているソフトウェアです。Unityの操作に慣れるまでには少し時間と勉強が必要です。無料版からスタートすることができますので、アプリを作ってみたい方、自社の企業アピールのためにチャレンジしたい方はぜひ試してみてください。簡単に流れを説明していきます。

手順① Unityのインストール、プロジェクト作成

まずはUnityをダウンロードして、日本語化することからスタートします。Unityは無料のパーソナル版がありますが、利用するためには規約に同意する必要がありますので、同意してインストールを行います。アカウント登録など、初期設定を一通り済ませたら、操作に慣れるためにまずはチュートリアルで基本を身につけていきましょう。操作方法やUnity特有の設計に慣れてくればそのあとのアプリ開発スピードが早くなります。「初心者向けUnity講座」などでweb検索すると無料で練習ができるものもありますので、ぜひ検索して練習を重ねてみてください。

手順② Vuforia・ARKit でキャラクターを出現させる

チュートリアルなどで練習を行い、Unityの設計や使い方に慣れたら、まずはキャラクターをARで出してみましょう。ARアプリ開発は大きく分けて”ARkit”と”Vuforia”の2つがあります。それぞれの特徴を簡単にご説明すると、"Vuforia"はUnityとの親和性が高く、"ARKit"(iOS所持者のみ)は無料版のチュートリアルが豊富で、着実に開発力をつけていくことができます。ARの開発で注意が必要なのは情報の鮮度です。古い情報だと、開発の方法が少しずつ変わってきてしまい、最新バージョンでは上手く動作しない可能性があるのでがので気をつけましょう。基本的には1年以内の情報を探してみることをおすすめします。

手順③ Vuforia・ARKit でARアプリのチュートリアルを行う。

次はARで出したキャラクターで何かを行うアプリを作ってみましょう。ここでも初級や中級のチュートリアルを探して、何度か練習することで作業に慣れていくことが重要です。ARKitではおもちゃラボというサイトにある"もぐらたたき"のチュートリアルがわかりやすくおすすめです。Vuforiaは有料となりますが、Udemyがおすすめです。日本版だけでなく海外の教材も含めると種類が豊富で、自分の開発したいアプリに似ているものが見つかるかもしれません。

手順④オリジナルのARアプリを開発

以上の開発の手順①~③を繰り返し行うことで、個人による取得スピードの差はありますがアプリの開発ができるようになってきます。開発のポイントは、1年以内の鮮度の高い情報を探しながらチュートリアルを行う、時には公式ドキュメントや海外の情報も取り入れることです。またアプリの動作確認においては、実機にインストールした後で行うと処理の動向を追うのがとても大変です。Vuforiaでかんたんにデバッグ作業を行い、問題がなければアプリに変更していく流れがよいでしょう。

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