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OpenSeaとは|NFTの作り方や売買の仕方を分かりやすく解説

世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaとは?OpenSeaを始めるメリットはあるの?OpenSeaに登録する方法からNFTの作り方、売買の仕方をわかりやすく解説します。初心者でもOpenSeaなら気軽に始めることができます。

OpenSeaを使ってNFTの取引を始めよう

NFTというワードを聞いたことがあるでしょうか。NFTは日本語で「非代替性トークン」という意味を表します。唯一無二のコピーできない作品のことです。OpenSeaは、2021年から急成長している最大手のNFTマーケットプレイスです。今回は、OpenSeaでできることやその登録方法、売買方法などを解説します。

OpenSeaとは

ブロックチェーン技術を利用することで、コピーが簡単にできるデジタルデータに対し、偽造不可な鑑定書・所有証明書付きで資産的価値のある唯一無二のデジタルデータとして注目をあびているのがNFTです。OpenSeaは、数々のNFT作品を取引することができるNFTオンラインマーケットプレイスです。2017年にリリースしてから徐々に規模を拡大し、2021年1月に約8億円だった月次取引高は、翌月2月には約100億円と急速に成長しました。規模が拡大するにつれて、扱う作品のジャンルやバリエーションも増え、高額なアート作品やゲームアイテムなども売買されています。

最大規模を誇るNFTマーケットプレイスのこと

NFTマーケットプレイスは、世界にいくつもありますが、OpenSeaは数あるNFTマーケットプレイスの中でも最も規模が大きいプラットフォームです。アクティブユーザーは月間20万人を超え、2022年1月9日の取引価格は2億6100万ドルで過去最高を記録するなど、利用者や規模が徐々に拡大されています。出品されているNFT作品には、有名アーティストのレア作品やゲームアイテムなど唯一無二の作品があります。ジャンルは、NFTアートや音楽、画像、NFTゲームのキャラクターなど多岐にわたります。

OpenSeaでは3つのことができる

NFTとは、Non Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略称で「非代替性トークン」のことをいいます。NFTは識別子を有しているため、複製不可のデジタルコンテンツを作成でき、唯一無二の価値があることが証明できます。誰の所有物であるかを巡って、NFTで作成されたコンテンツがOpenSeaで売買されます。OpenSeaでは、NFTを売る、NFTを買う、NFTを作るの3つのことが可能です。NFTを作るのに手数料はかからないため、誰でも気軽に始めることができます。

OpenSeaを始める前に知っておきたいこと

OpenSeaのサイト上で誰でも簡単にNFTの作成や販売、購入することができます。しかしNFTを販売・購入する際には手数料や「ガス代」がかかります。取引では仮想通貨を使用するため、OpenSea上で使用できる仮想通貨を用意しておく必要があります。また、仮想通貨を貯蓄しておく財布がわりの場所「MetaMask」の設定が必要です。ここではOpenSeaを始める前に知っておきたい知識を紹介します。

イーサリアムなどの仮想通貨とMetaMaskが必要

仮想通貨「ビットコイン」の名称は聞いたことがあるのではないでしょうか。「ビットコイン」の次に有名な仮想通貨が「EHT(イーサリアム)」です。OpenSeaを利用するには仮想通貨が必要です。「イーサリアム」のほかに、MATIC(マティック)、Klaytn(クレイトン)、Tezos(テゾス)が対応しています。次に、​自分の暗号資産を入れておくためのウォレットアプリ​「MetaMask」を用意します。イーサリアムなどの仮想通貨とMetaMaskが揃ったら、作品をNFT化して出品することができます。

手数料としてガス代がかかる

イーサリアムチェーンを使ったときに発生する手数料は、ガス代と呼ばれています。ガス代は、OpenSeaが決めているわけではなく、OpenSeaが利用するイーサリアムチェーンの需要量によって変動します。OpenSeaでは、3つの場合にガス代が発生します。NFT作品を初めて出品するときと、購入するとき、購入した作品を外部のデジタルウォレットなどに移動するときです。2回目以降の出品時にはガス代はかかりません。

OpenSeaを利用するメリット

OpenSeaはさまざまなブロックチェーンに対応しているため、扱っているNFTの種類や量が多く、利用する人のジャンルや数の幅が広がります。ここでは、数あるNFTマーケットプレイスの中からOpenSeaを利用するメリットを紹介します。NFT作成や販売・購入の手数料は低く、作品が売れたときの報酬が高いのはユーザーにとって嬉しいポイントです。初めて利用する方でも利用しやすいような工夫がされているので、ぜひチェックしてみましょう。

NFTが簡単に作れる

OpenSeaでは、パソコンを保持していればNFTをだれでも無料で簡単に作れます。もちろんNFTを外注して作ることもできますが、有料の場合がほとんどです。OpenSeaでの販売は、初回はガス代がかかりますが、2回目からはかかりません。ほかのNFTマーケットプレイスではガス代がかかることがありますが、OpenSeaは販売しやすいというメリットがあります。

NFTの販売方法を選択できる

OpenSeaでは、販売方法を次の3通りから選ぶことができます。「Set Price(固定価格)」と「Highest Bid(オークション)」、「Bundle(グループ販売)」です。「Set Price(固定価格)」は、NFTを出品する際に価格を決めて出品します。出品後は価格を変えることができません。「Highest Bid(オークション)」は、ヤフオクなどの一般的なオークション形式と同じように、最終的に最も高額で入札した人が落札する形式です。「Bundle(グループ販売)」は、時間と共に価格が自動的に値下げされる仕組みです。価格の下げ幅は出品時に設定します。また同じジャンルの作品をセットにして売ることもできます。

ロイヤリティが設定できる

NFTマーケットプレイスには、二次流通によるロイヤリティ収入があります。ロイヤリティとは、NFT作品が売買されるたびに、NFT発行者に一定額の報酬が支払われるという仕組みです。ブロックチェーン上での取引は履歴に残るため、この仕組みが可能となります。OpenSeaでは、ロイヤリティを最大10%に設定することができます。ロイヤリティの比率は、NFT作品を出品するときに設定できます。ロイヤリティ収入は、取引完了後約2〜4週間後に付与されます。

英語が苦手な人も始めやすい

OpenSeaは、一部日本語表記になっていますが、基本的に使用する部分は英語表記になっています。しかし英語が苦手な方でも始められやすいように日本語表示にすることができます。まず、Google翻訳アプリをインストールしましょう。次にOpenSeaを開くと、サイト右上部分に英語と日本語を切り替える画面がでてきます。表示されない方は「このページを翻訳」というボタンをクリックしましょう。「日本語」をクリックすると、日本語表示に切り替わります。この操作をすることで、英文が自動的に日本語に変わるので、スムーズに操作することができます。

OpenSeaを使う前の準備

OpenSeaを使用する前に、イーサリアムの購入と、購入したイーサリアムをMetaMaskへ送金する作業が必要です。OpenSeaで取引を行う際に必ずイーサリアムが必要となります。購入する時だけでなく、出品する際もガス代がかかります。MetaMaskにイーサリアムを送金したら、MetaMaskとOpenSeaを紐づけることで、OpenSeaないでイーサリアムが使用できるようになります。ここではそれぞれの作業の仕方を解説します。

イーサリアムの取引を行う

OpenSeaで取引されているNFT作品は、ほとんどがイーサリアムのブロックチェーン上で取引されたものです。OpenSeaでNFT作品を取引するためにはまず、イーサリアムの取引ができる国内取引所のアカウントを作成します。次に、イーサリアムの取引を行います。取引所は、コインチェックやLINE BITMAXなどがあります。取引所にチェックインしたら、「販売所」で購入する数量や交換する通過を確認して、イーサリアムの取引を行いましょう。

MetaMaskへ送金する

MetaMaskはイーサリアムを入れておくお財布のようなところです。イーサリアムをMetaMasに送金する方法を解説します。まず、MetaMaskの公式サイトからアプリをダウンロードすると、セットアップ画面に移るので「ウォレットの作成」を選択します。次に、パスワードを設定します。12個の英単語でできた「シードフレーズ」が送られてくるので大切に保管しておきましょう。そして、MetaMaskにログインして「イーサリアムメインネット」になっていることを確認し、送金アドレスをコピーします。国内取引所の管理画面の「入出金」のページに、MetaMaskのアドレスを入力して送金完了です。

MetaMaskとOpenSeaをつなげる

OpenSeaの公式サイトに接続し、「Create」を押してOpenSeaのアカウントを作成します。アカウントを作成したら、「My Account Settings」を選択すると、MetaMaskとの接続画面が現れるので、「Sign In」をクリックしてMetaMaskアカウントと接続します。次に、「署名の要求」の画面へと移行するので、そのまま画面下の「署名」をクリックします。するとユーザー名とメールアドレスの登録画面に移行するので、「Username」にユーザー名を、「Email Address」にメールアドレスを入力しましょう。登録したメールアドレス宛に届いたメッセージ内にある​「VERIFY MY EMAIL」をクリックして認証が完了すれば、OpenSeaとMetaMaskが紐づけられます。​

OpenSeaで購入するときの流れ

OpenSseaの登録が完了したら、欲しいコレクションを探します。ここでは、OpenSeaでNFTを購入するときの流れを解説します。購入するコレクションの探し方には、さまざまな方法があるため、自分にあった検索方法で探しましょう。購入方法は2通りあり、希望購入価格を提示するオークション形式での購入には、ラップドイーサリアムという通貨が必要です。オークション形式を利用する予定の方は、事前にイーサリアムを変換しておくと購入がスムーズです。

購入するコレクションを探す

OpenSeaのトップページから「Explore」でNFTを検索します。好みのカテゴリーや価格、ブロックチェーンなどをフィルタリングして検索することもできます。またランキングから作品をみることもできます。さまざまな検索方法があるので、自分の検索しやすい方法で行いましょう。気になる商品や欲しい商品が見つかったらクリックします。クリックすると、その商品の詳細をみることができ、イーサリアムベースでの価格が表示されています。

購入または希望価格を提示する

購入方法には2通りあります。1つ目は、表示されている価格のまま購入する方法です。2つ目は、オークション形式での購入です。ここでは、それぞれの購入方法を解説します。

購入する場合の手順

購入したい作品が決まったら、「Buy now」をクリックします。次に、「I agree to OpenSea’s Terms of service」と表示されるポップアップボックスにチェックをしましょう。するとガス代が表示されるので、確認したら「confirm checkout」をクリックし、「Your purchase has processed」.で購入完了です。アカウントページで、購入したNFTが自分の所有物になっているか確認しましょう。MetaMaskでも確認ができます。

希望価格を提示する場合の手順

オークション形式で購入する場合は、「Make offer」をクリックします。次に、購入したい金額を「Price per item」にイーサリアム価格で入力します。手数料やガス代はイーサリアムで支払いますが、オークション形式で購入する際は、ラップドイーサリアムという通貨が必要です。MetaMask内に保有していれば「Convert ETH」をクリックしてオファー完了です。保有していない場合は、「Convert ETH」をクリックしてイーサリアムをラップどイーサリアムに変換します。変換したら、再度画面に戻り、画面下に「Your offer was submitted successfully!」と表示されていればオファー完了です。

NFTコンテンツの作り方

出品する前にNFTコンテンツが必要です。まず、コレクションを作成しましょう。コレクションとは、自分が作成するNFTを保管する場所です。ここでは、手数料や支払い通過、二次流通の手数料などを設定するため、NFTのジャンルや種類別に管理したい方は複数用意するとよいでしょう。コレクションを作成したら、NFTコンテンツを登録します。NFT作成に使用する画像やさまざまな情報を登録するため、素材などは手続き前に準備しておくとスムーズです。

コレクションを作成する

コレクションはフォルダのようなもので、複数作成できるため、カテゴリーごとに分けることもできます。まず、「Open Seaのトップページ」の自分のアイコンから「My Collections」をクリックし、「Create a collection」を選択します。次に、コレクションの情報を入力する画面が表示されるので、アイコン画像をアップロードし、コレクションメイト説明文を入力します。そして、ロイヤリティと販売通貨の設定をしたら「Create」で完了です。

NFTコンテンツを作る

自身のコレクションを作成したら、次にNFTコンテンツを作りましょう。OpenSeaのサイトの「Create」をクリックして、「Create new item」のページを開きます。出品したいNFTの画像やその作品名、外部URL、説明文などを入力します。同時に、出品したいNFTはどのコレクションに入れるのか、またはその特徴などを設定します。作品の特徴には、作品の詳細情報や作品のステータス、購入者特典の付与設定などがあります。設定したら、画面下部にある「Create」を押して完了です。

OpenSeaで売るときの流れ

ここでは、自分が保有しているNFTを販売するときの流れについて解説します。販売方法は主に3つあり、自分が慣れている方法やより利益が見込めそうな方法で出品するのがおすすめです。また出品時にかかるガス代は初回のみのため、初めて出品する方はイーサリアムを5,000〜10,000円分ほど用意しておくとよいでしょう。ガス代は常に変動しているため、ガス代が安い時に出品するとお得です。

販売方法を選び販売価格を設定する

アカウントページから販売したいNFTの詳細ページを開き、右上の「Sell」を押します。次に、販売方法を設定します。販売方法は3通りあり、「Set Price:固定価格で販売」、「Highest Bid:オークション形式」、「Bundle:まとめて販売」から選べます。Set Priceは、出品する側がはじめに価格を設定し、購入者は提示された価格で購入します。一般的な販売方法と同じなので、初心者におすすめです。NFT取引に慣れてきた方は、Highest Bidを利用することで売上伸長が期待できます。

ガス代を確認して出品完了

販売方法を決定したら、画面の右にある「Post Your Listing」を押しましょう。初回はガス代が発生するので、Metamaskが起動しますが、2回目以降はガス代がかからないのでMetamaskは起動しません。ガス代を確認して「確認」を押し、再度「確認」をクリックします。最後に、Metamaskで「署名」を押して出品完了です。ガス代は販売価格や購入価格によっても変動しますが、常に価格は変動しています。イーサリアムのガス代を調べるには、ETH GAS STATIONで確認できます。ガス代の変動を見て出品するのもおすすめです。

OpenSeaを利用する際のポイントと注意点

OpenSeaを利用する際に注意しておきたいポイントを紹介します。OpenSeaは、ネットワークに繋がったブラウザがあれば簡単に始めることができます。気軽にスマホで始めたいという方も多いのではないでしょうか。OpenSeaにはアプリもありますが、閲覧のみしかできません。また初回出品時にはガス代がかかることも注意して、売れそうな作品や売れそうな出品の仕方など工夫して出品することが大切です。

OpenSeaはブラウザ版を使う

OpenSeaをスマホで利用したいという方も多いのではないでしょうか。OpenSeaのアプリはありますが、閲覧しかできないため、NFTの販売や購入をする際にはブラウザ版を使いましょう。ブラウザにアクセスしたら、アカウントを作成して、OpenSeaを開いて自分の接続を行うウォレットを選択することで簡単に始めることができます。

作品が売れないと赤字になる

OpenSeaはイーサリアムチェーン上に構築されたプラットフォームです。NFT出品時には、主にイーサリアムチェーンに出品することがほとんどです。イーサリアムチェーンは、利用者が多くオークション出品ができるというメリットがありますが、ガス代が高いのがデメリットです。出品するには2から3万円のガス代が必要なため、手数料が高く売れないと赤字になってしまう可能性もあります。

まとめ:OpenSeaは使い方が分かりやすいので初心者にもおすすめ

OpenSeaは、NFTオンラインマーケットプレイスを初めて利用する方でもわかりやすいようにシンプルな手続きで利用できます。また、パソコンを保持していればNFTをだれでも無料で簡単に作れます。さらに、NFTの取り扱い数や利用者の数が世界で最大なため、自分が欲しい作品が見つかりやすく、保有しているNFTが売れやすいという特徴があります。NFTを初めて売買してみたい方はぜひOpenSeaを利用してみてはいかがでしょうか。

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