トップインタビュー

住友生命が「保険を売らない」フラッグシップ店を銀座の超一等地に出店した理由。住友生命社長 高田幸徳氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授対談

デジタルシフトが加速するなか、大きな変革を求められている保険業界。そんななか「リスク」に備えるだけではなく、リスクを「減らす」健康増進型保険“住友生命「Vitality」”を提供するなど、デジタルの力でいち早く事業変革を実践しているのが住友生命保険相互会社です。今回はそんな同社が8月24日に銀座にオープンさせたばかりの「住友生命『Vitality』プラザ 銀座Flagship店」を舞台に実施された、同社の社長高田幸徳氏と立教大学ビジネススクール田中道昭教授の対談の模様をレポート。前編では、高田社長自ら銀座Flagship店をご案内いただきながら、銀座の一等地に「保険を売らない」保険ショップをオープンさせた狙いや、Vitalityによって住友生命が実現したいビジョンについてお話を伺いました。

Vitalityのフラッグシップとして、銀座の中心から情報発信を

田中:本日はお招きいただき、ありがとうございます。すごい店舗を作られましたね。

高田:はい、健康増進型保険「Vitality」の銀座Flagship店ということで、日本で一番ロケーションのいい銀座4丁目の交差点、和光を目の前にこれから情報発信をしていきたいと思っており、まずはぜひ田中先生にご体感いただきたいと思っております。

田中:まずお邪魔してびっくりしたのが、このロケーションです。日本のど真ん中であり、一番地価が高い場所ですよね。和光や銀座三越が目の前にあり、ビルの一階は日産のショールームです。

高田:そうですね。Vitalityの発売から3年が経ちましたが、これからはキャズムをいかに乗り越えるかが課題になります。そこでより多くの皆さまにVitalityを知っていただくために、ここ銀座4丁目交差点からVitality、さらにはデジタルを活用した日本全体の健康増進について、情報発信をしていきたいと思っております。

田中:それにしても、かなり思い切った投資だったのではないかと想像します。まずは改めて、正式な店名を教えていただけますか?

高田:「住友生命『Vitality』プラザ 銀座Flagship店」と申します。ただ単に銀座店ということではなく、Vitalityの情報発信を行っていくフラッグシップ店にしていこうという想いを込めて名付けた店名です。

田中:なるほど。それでは早速、店内をご案内いただけますか?

高田:はい。まず入店して正面に見えるのがメッセージボードです。このディスプレイを使って、Vitalityについてのさまざまな情報をご案内しています。正時(毎時00分00秒)には和光の時計台の鐘の音に合わせて、時刻が表示されるようにもなっていますので、銀座を感じていただくツールでもあるのかなと思っております。

田中:ディスプレイに「TOUCH!」と表示されていますね。

高田:ぜひ触ってみてください。まず「特設サイト」をご覧いただければ、Vitalityとはどういうものなのかをご理解いただけるはずです。それから「銀座シミュレーション」では、もう少し感覚的にVitalityを知っていただくためのコンテンツを用意しております。例えば先生は、一日にどれくらい野菜を摂っていらっしゃいますか?

田中:最近、あまり摂れていないですね。

高田:こういった質問をさせていただき、それに対して「一日の摂取量の目安は350gですよ」といったアドバイスをさせていただくコンテンツです。他には、一駅分歩くとこれくらいの減量ができますよ、といった情報をお伝えするなど、健康を意識した生活とはどのようなものなのかをシミュレーションしていただこうという狙いです。

田中:高田社長、まず私が驚いたのは、今のところ保険に関するお話が全く出てきていないことです。ここは保険を販売する店舗ではないのですか?

高田:そうですね。保険については私どもの保険ショップ、銀行などでご加入いただけますので、銀座Flagship店はVitalityの理念や、そもそも健康とは何かということを、皆さんに体感していだだく場所にしたいと考えています。いわば、「保険を売らない保険ショップ」です。

事実上の「デジタル通貨」、Vitalityコインも実装済み

田中:それでは、具体的に「保険を売らない」代わりに、ここではどんな体験ができるのでしょうか?

高田:Vitalityでは、いろいろな「楽しさ」をリワード(特典)という形でお届けしていますので、それを体験していただくことが中心になっています。例えばその一つが、ここに並んでいるウェアラブルデバイスです。普通の街の時計屋では、こういったウェアラブルデバイスはなかなか置いていないんですよね。Apple Watchもありますし、もう少し簡易なエントリーモデルも揃えています。これらを実際に装着し、体感していだくためのスペースとなっております。

田中:これらのウェアラブルデバイスは、すべてVitalityと連動して、健康に関するデータを集めているのですよね。

高田:おっしゃる通りです。ちなみにVitalityにご加入いただきますと、Apple Watchに加えて、Garmin、Polarなどのウェアラブルデバイスを、非常に割安でお求めいただけるようになっています。

田中:そうなんですね。ちなみにこちらに「Apple Watchを購入して運動すると、24か月間で最大24,000円分のVitalityコインを獲得できます」と書いてありますが、このVitalityコインとは何でしょうか?

高田:Vitalityコインは、「1コイン=1円分」として所定の電子マネーギフトなどに交換できる、当社独自のポイント※1のことです。VitalityコインはVitalityでさまざまな健康増進活動に取り組むことで得ることができます。

※1 Vitalityコインとは所定の電子マネー・ギフト等に交換できる、住友生命が独自に発行・管理する仕組みです。

田中:事実上のデジタル通貨を既に始められているわけですね。

高田:はい。さまざまなキャッシュバックも、すべてVitalityコインで対応しています。

ポケモンGOとも提携。「リワード」という仕掛けで運動を楽しく習慣化

高田:こちらではVitalityを通じて得られる、さまざまなリワードをご紹介しています。

田中:こんなにもたくさんのリワードが用意されているのですね。

高田:健康への取り組みというのは、楽しくないとなかなか継続できませんからね。

田中:こちらはHotels.comですね。

高田:はい。オンライン宿泊予約が、最大40%オフとなるリワードです。

田中:割引が40%も。こちらマーソのリワードはどのような内容ですか?

高田:マーソは、人間ドックや各種検診の予約ポータルサイトを運営されている企業です。Vitalityに加入すると、大変お得な価格で予約できるようになっています。

田中:皆さんよくご存じのオイシックスやイオン、それからスポーツジムを運営するティップネスや、ルネサンスといった企業とも提携されているのですね。

高田:他にもローソンやスターバックス、それから最近ではポケモンGOとの提携もスタートしました。

田中:ポケモンGOとの提携というのは、どのようなものですか?

高田:楽しんで歩く習慣をつけるという意味では、ポケモンGOは非常に優れたサービスですが、Vitalityとあわせてご利用いただくことで、さらに目標を持って歩くことができると考えています。そこでVitalityご加入者様が手に入れられるリワードを、ポケモンGOゲーム内でご用意しています。

田中:Vitalityの特典が、ゲーム内でも得られるわけですね。

高田:そうですね。ポケモンGOをはじめ、楽しく運動するための取り組みを進めている事業者と提携することで、運動の習慣化を後押ししていければと考えています。

田中:素晴らしいですね。外出時はデバイスで健康管理をして、それによって得たリワードで息抜きができる。リワード※2が運動習慣をつけるお手伝いになっているのですね。確かに、こういう特典があれば運動が楽しく、習慣化できそうです。

※2 特典(リワード)内容などの詳細は住友生命HPからVitalityスペシャルサイトをご確認ください。

高田:運動習慣のある方は、人口の2割から3割と言われています。残りの方が運動するきっかけを作ったり、それを継続していただくためには何らかの仕掛けが必要になるはずです。Vitalityのリワードもそうした仕掛けの一つになればと思っています。

田中:すでにVitalityを利用されている方も大勢いるわけですが、実際にVitalityを使うことで運動習慣がついた、それによって健康状態が改善したといったデータもあるのでしょうか?

高田:はい。おかげさまで現在は約80万名のご加入者様がいらっしゃいますが、習慣的に運動する方が増えたことはデータからも明らかです。それによって血圧が下がるなど、健康データも改善しています。ご加入者様へのアンケートでは、「毎日が楽しくなった」「家族の会話が増えた」「健康に親しみやすくなった」といったご好評の声もいただいています。

田中:まさに「あなたの未来を強くする」というブランドミッションを、Vitalityで実現しているわけですね。

リアルなスポーツイベントも。健康を体感できるスペースへ

高田:こちらのタブレットではVitalityのアプリを実際に体験していただけます。例えば、リワードを獲得すると表示される画面等を見ることで、Vitalityをどのように使えばいいのかを、お客さまが具体的にイメージできるようにしています。

田中:なるほど。ありがとうございます。

高田:店内にはお客さまとの商談スペースも設けています。それからフロア全体をイベントスペースとして使うこともできますので、まさに和光の時計台をバックにさまざまなイベントを実施していこうと思っております。

田中:そうなんですね。では最後に、せっかくなので日本一のベランダもご案内いただきましょう。すごいですね。左には和光の時計台が見え、右には銀座三越があります。

高田:この交差点は、日本一地価が高いことで有名です。そして銀座のシンボルともいえる和光と銀座三越ということで、まさに「ブランド」のメッカから、Vitalityに関するさまざまな情報を発信し、Vitalityのブランドを築いていこうと思っています。

田中:ちなみにこのベランダ、すごくリッチなスペースですが、どのようにお使いになられるのでしょうか?

高田:商談スペースにもなりますし、例えばヨガ教室などの、さまざまな運動イベントを開催する際のスペースの一部にもできます。そうすると通りを歩いている皆さまにもご注目いただけると思います。現在はコロナ禍ということで集客イベントは中止していますが、いずれはそういった形でも活用できればと考えています。

田中:そうですか。ぜひ私のビジネススクールの授業にもお貸しいただければ(笑)。

高田:ぜひ!先生の授業を、ここ銀座で行っていただければ、私としても幸いです。

人気記事

新社長はベイシアをどう「尖らせる」のか。ベイシア社長 相木孝仁氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

新社長はベイシアをどう「尖らせる」のか。ベイシア社長 相木孝仁氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

ホームセンターのカインズにワークマン、東急ハンズなどをグループ会社に持つベイシアグループ。その中核をなすのが東日本をメインに展開する食品スーパー大手のベイシアです。広大なワンフロアの店舗で地域住民のニーズに応える圧倒的品揃えと価格を実現し、その動向は常に業界内での注目を集めています。今回の対談では、立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、今年7月にベイシアの新社長に就任された相木孝仁氏の二人が、新体制となったベイシアの独自戦略について意見を交わします。 前編は相木社長の経歴と社長就任までの経緯、ベイシアグループが標榜する「ハリネズミ経営」、高品質なプライベートブランド(PB)の開発および販売戦略、今後の出店戦略などについてお話をうかがいます。

変革を求められる小売業界。「スーパーを超えていく」ベイシアの小売DX戦略とは。ベイシア新社長 相木孝仁氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

変革を求められる小売業界。「スーパーを超えていく」ベイシアの小売DX戦略とは。ベイシア新社長 相木孝仁氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

ホームセンターのカインズにワークマン、東急ハンズなどをグループ会社に持つベイシアグループ。その中核をなすのが東日本をメインに展開する食品スーパー大手のベイシアです。広大なワンフロアの店舗で地域住民のニーズに応える圧倒的品揃えと価格を実現し、その動向は常に業界内での注目を集めています。今回の対談では、立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、今年7月にベイシアの新社長に就任された相木孝仁氏の二人が、新体制となったベイシアの独自戦略について意見を交わします。 後編は相木社長が抱く野望と「メガSPA & DX小売」の概要、ベイシアが従業員に求めるオーナーシップのあり方、そして小売DXの中核を占めるネットスーパーとeコマース戦略についてお話をうかがいます。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回は、ガソリン車に代わるモビリティとして期待が高まるEV(Electric Vehicle=電気自動車)と、その核とも言える自動運転技術で世界をリードする中国の強さに迫ります。前編では「EV先進国」の名を欲しいままにしているその理由を、国の政策や技術の面から探ってきました。後編となる今回は、自動車産業に参入してきた新興メーカー3社を紹介するとともに、日本の立ち位置の考察、中国が抱える課題を話題に進めていきます。

【徹底解説】「X to Earn」とは何か。誰もがゲームや遊びで稼げる時代は来る!? DEA創業者に聞く<前編>

【徹底解説】「X to Earn」とは何か。誰もがゲームや遊びで稼げる時代は来る!? DEA創業者に聞く<前編>

YouTubeに代表される動画投稿サイトなど、個人が発信することのできるツールの出現により、好きなことをして稼ぐための選択肢は増えています。そして現在、ゲームや徒歩、勉強さらには睡眠をするだけで稼ぐことのできる「X to Earn」というムーブメントが生まれつつあります。「ゲームで遊んで稼ぐ」なんてことが本当に可能なのか? 多くの人が抱える疑問について今回お答えいただくのは、Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.(以下、DEA)のFounder & Co-CEOの山田 耕三氏。インタビュー前編では「X to Earn」の仕組みと種類、今後の可能性など、未だ発展途上の新しい経済圏について根ほり葉ほりお話を伺いました。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

【記憶力は才能でも努力でもない】AIで記憶の定着を助けるアプリ「Monoxer」で日本の教育が変わる

【記憶力は才能でも努力でもない】AIで記憶の定着を助けるアプリ「Monoxer」で日本の教育が変わる

問題を解くことで記憶の定着化を図るアプリ「Monoxer(モノグサ)」。これまで必死に書いたり読んだりすることで闇雲に覚えていた学習を、よりスマートに記憶化させるということで、小中学校から高校、大学、専門学校、さらには塾、社会人教育など幅広い場に導入されています。AIがその人のレベルに合った問題とヒントを出してくれて、定着した後も定期的な反復練習で忘れることを防いでくれます。Monoxerを導入することで学習のスタイルはどう変わるのか? モノグサ株式会社の代表取締役 CEOを務める竹内 孝太朗氏に、記憶と学習の関係についてさまざまな視点からお話を伺いました。

NFTゲームが富の再配分に寄与する事例も。DEA創業者に聞く、「X to Earn」の可能性<後編>

NFTゲームが富の再配分に寄与する事例も。DEA創業者に聞く、「X to Earn」の可能性<後編>

YouTubeに代表される動画投稿サイトなど、個人が発信することのできるツールの出現により、好きなことをして稼ぐための選択肢は増えています。そして現在、ゲームや徒歩、勉強さらには睡眠をするだけで稼ぐことのできる「X to Earn」というムーブメントが生まれつつあります。「ゲームで遊んで稼ぐ」なんてことが本当に可能なのか? 多くの人が抱える疑問について今回お答えいただくのは、Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.(以下、DEA)のFounder & Co-CEOの山田 耕三氏。インタビュー後編では、ゲームと金融の融合で生まれたGameFiの歴史、そのGameFiが実際に解決したフィリピンの貧困問題、Web3時代のゲームと社会の関係などについてお話を伺いました。

マンガアプリ世界NO.1。急成長市場の覇権を握る「ピッコマ」の戦略

マンガアプリ世界NO.1。急成長市場の覇権を握る「ピッコマ」の戦略

8万以上タイトルの人気マンガやノベルを取り扱い、累計ダウンロード数は3,000万を超える電子マンガ・ノベルサービスの「ピッコマ」。サービス開始は2016年4月という後発ながら、23時間待てば一話を無料で読める「待てば¥0」サービスを他社に先駆けて導入するなど、新しい試みを積極的に取り入れ業界トップに君臨しています。短期間でピッコマが躍進を遂げた理由から、従来のマンガに代わる新しい表現形式である「SMARTOON」の魅力、今後のグローバル展開について、株式会社カカオピッコマ常務執行役員の熊澤 森郎氏にお話を伺いました。

注目を集める「ファッション×メタバース」。アンリアレイジの挑戦を追う<前編>

注目を集める「ファッション×メタバース」。アンリアレイジの挑戦を追う<前編>

2022年3月24日から27日の期間に開催された「メタバースファッションウィーク(※)」に、日本のファッションブランドとして唯一の参加を果たした「アンリアレイジ」。昨年公開された映画『竜とそばかすの姫』では主人公すずのアバター「ベル」の衣装をデザインしたことで大きな話題を呼びました。さらに同年に開催された2022年春夏のパリコレクションでは、その手がけた衣装をリアルとバーチャルの世界で作品として発表するなど、既存のファッションの枠組みにとらわれない活動で業界に新たな風を吹き込んでいます。前編では、ファッション産業とメタバースの関係を軸に、バーチャル上での服づくりの難しさや、NFTが持つ価値の源泉についてなど、デザイナー 森永 邦彦氏のファッション観に着目して多方面からお話を伺いました。 ※ メタバースファッションウィーク:VRプラットフォーム「ディセントラランド」を舞台に開催されたファッションイベント。「ドルチェ&ガッバーナ」、「エトロ」、「トミー ヒルフィガー」など人気の50ブランドが参加した。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回は、ガソリン車に代わるモビリティとして期待が高まるEV(Electric Vehicle=電気自動車)と、その核とも言える自動運転技術で世界をリードする中国の強さに迫ります。前編では「EV先進国」の名を欲しいままにしているその理由を、国の政策や技術の面から探ってきました。後編となる今回は、自動車産業に参入してきた新興メーカー3社を紹介するとともに、日本の立ち位置の考察、中国が抱える課題を話題に進めていきます。

Facebookも注目の「メタバース」とは何か? スマホ向けメタバース「REALITY」のDJ RIO氏に聞く

Facebookも注目の「メタバース」とは何か? スマホ向けメタバース「REALITY」のDJ RIO氏に聞く

Facebookが社名を変更し、中核事業に据えるほど力を入れる「メタバース」。2021年8月にはグリー株式会社が、今後2~3年で100億円規模の事業投資を行い、グローバルで数億ユーザーを目指すと発表しましたが、その中核を担うのが、グリー株式会社の子会社であり、これまでバーチャルライブ配信アプリを手がけてきたREALITY株式会社です。今回は、そんな同社の代表を務めるDJ RIO氏にインタビュー。そもそもメタバースとは何なのか。なぜこんなにも注目が集まっているのか。メタバースは、世界のあり方をどのように変えるのか。メタバース初心者のビジネスパーソンには必読のインタビューです。

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

生産労働人口の減少を受け、日本企業はいよいよ生き残りをかけたデジタル化に取り組まなければいけないと言われるフェーズに入ってきました。とはいえ、それができている企業とそうでない企業との差が激しくなっているのも現状です。 そんななか、ホームセンター大手カインズでは、40年かけて積み重ねてきたホームセンターとしてのあり方を見直し、IT小売企業として生まれ変わろうとしています。カインズでデジタル戦略本部長を務め、戦略の指揮をとる池照 直樹氏に、同社のデジタル戦略についてお話を伺いました。 前編は、カインズがどのようにしてデジタル化を実現させていったのか、具体的な取り組みを交えてお届けします。