サステナビリティに関する調査結果が公表 内容を知っている人は21%、関連する事柄で知るのは「ロハス」「フェアトレード」「SDGs」が各2割強

マイボイスコム株式会社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。『サステナビリティ(持続可能性)』に関するインターネット調査を2020年3月1日~5日に実施し、10,251件の回答を集め、調査結果を公表した。

■サステナビリティの認知

『サステナビリティ』(持続可能性)とは、環境・社会・経済面で将来に渡って世の中をよりよい状態に保ち続けること。その認知を聞いたところ、「どのようなものか、内容を知っている」が21.0%、「聞いたことがあるが、どのようなものか知らない」が25.4%となっている。女性30・40代では、「知らない」が各6割強みられる。
出典元:プレスリリース

■サステナビリティへの関心度

サステナビリティに関心がある層は4割。関心がない層は3割、男性40代でやや高くなっている。

■サステナビリティに関連する事柄の認知

サステナビリティに関連する事柄で内容を知っているものは(複数回答)、「ロハス」「フェアトレード」「SDGs(エスディージーズ)」が各2割強。「SDGs」は男性、「フェアトレード」「ロハス」は女性で比率が高くなっている。「ロハス」は、10・20代で低い傾向だ。
出典元:プレスリリース

■SDGsの中で重要だと思うもの

『SDGs』は、経済・環境・社会における持続可能な開発を目指す17の国際目標。SDGsの中で重要だと思うものを聞いたところ(複数回答)、「すべての人に健康と福祉を」「安全な水とトイレを世界中に」「気候変動に具体的な対策を」「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」が各30%台。「安全な水とトイレを世界中に」は女性、「ジェンダー平等を実現しよう」は女性10~30代、「気候変動に具体的な対策を」は高年代層で比率が高くなっている。
出典元:プレスリリース

■エシカル消費の観点で行っていること

『エシカル消費』は、環境・社会・地域などに配慮した製品・サービスを選んで消費すること。エシカル消費の観点で行っていることは(複数回答)、「食品ロスを減らす」が42.2%、「エコバッグを使う、レジ袋は使わない」が35.6%、「長持ちする商品を買う」「地産地消」「省エネや節電・節水などを心がけた生活をする」が各20%台だった。

■サステナビリティを重視する企業・ブランドへの意識、利用意向

サステナビリティを重視する企業・ブランドであることを意識して購入・利用する層は3割弱、60・70代で高い傾向だ。意識しないで購入・利用する層は4割弱、女性10・20代では5割強となっている。サステナビリティを重視する企業・ブランドの商品・サービスを購入・利用したいと思う層は5割弱。女性高年代層で比率が高く、女性50~70代では6~7割となっている。一方、男性10~40代では各3割強だ。

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