
オンライン面接に関する調査結果が発表 緊急事態宣言の発動以降、通常の約3倍の求職者がオンライン面接を希望
2020/4/15
株式会社アトラエが運営するIT業界に強い求人メディア「Green(グリーン)」では、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言発動を受け、転職活動におけるオンライン面接の実施率を調査し、結果を発表した。
■背景
「Green」は自宅にいながら求人閲覧や企業への応募が可能なWeb完結型の転職サービスであり、企業とのマッチング後も外部ツールを活用することでオンライン面接も可能。そんなWeb完結型のサービスならではの強みを活かし、オンラインでの転職活動の実態を調査したとのことだ。
【調査概要】
期間:2020年1月1日(水)~2020年4月10日(金)
対象者数:上記期間中のアクティブユーザー※:77,323人
対象地域:関東地域
方法 :求人への応募する際の回答項目(必須)
※アクティブユーザー:Greenに登録する求職者のうち1ヶ月に1回以上ログインを行なっている求職者の数
■調査結果
東京都の小池知事が、ロックダウンに言及した2020年3月23日以降にオンラインでの面接を希望する比率が徐々に高まり、その後、2020年4月6日の緊急事態宣言の決定、2020年4月7日の緊急事態宣言の発動以降は、通常水準の約3倍の求職者がオンライン面接を希望していることが分かった。この増加傾向は、今後も更に加速するものと考えているという。
上記の主要イベントの日付だけ強調表示している。
2.企業側の対応状況
上記のような求職者側の希望増加に伴い、2020年4月10日時点でオンライン面接の希望を受けた企業の90%以上がオンラインでの面接対応を行なっていることが分かった。