コロナ感染から従業員と組織を守る健康管理アプリが8月にローンチへ オンライン診療にも活用可能

株式会社ユーズテックは、従業員の日々の健康状態が手軽に記録・共有でき、新型コロナウイルスをはじめとする様々な病気から従業員と組織を守るアプリ SmartPHR を2020年8月ローンチ予定、トライアルユーザーの募集を行うと発表した。

体温をはじめとする健康情報をスマホにタップするだけで健康状態を経時的に記録・観察でき、感染の指標が簡単に作成できるため、健康増進へのモチベーション維持、生活習慣病リスクの低減につなげることができる。自覚症状がある場合には、SmartPHR アプリが脈拍、呼吸数、血圧の入力を促し、従業員の健康情報が組織に共有・記録される。異常値を示す従業員に対しては管理者より在宅勤務命令や医療機関受診指示などをSmartPHR を通じて実行でき、指示内容が記録として残る。また、オンライン診療の初診において、医師にとって必要な情報を効果的に提供できるため、素早く適切な対処を可能とする。

新型コロナウイルス感染症の影響により、体温測定など各自が健康観察を行うことが求められているが、厚労省や病院、教育機関において配布されている健康観察票は、用紙の紛失、入力の手間、記入内容修正の手間、印刷の手間、過去データの参照比較が不便、データの共有が困難など多くの不便があり、日々の生活においてはほとんど運用されていないのが実情だ。しかし、自分の健康状態を日常的に記録できるアプリ SmartPHR があれば、こうした不便が全て解消されるとのことだ。
出典元:プレスリリース
現在、新型コロナウイルスによる院内感染防止策としてオンライン初診が求められており、実現の条件として、症状や身体情報(起床時血圧、体温、脈拍、呼吸数、体重、食事、排尿、排便、睡眠時間など)の経過記録が求められる。SmartPHR を利用していれば、これらの情報を容易に記録・共有することができるという。医療機関では初診から治療(投薬、経過観察)、対面診療への誘導までのオンライン化に必要な情報を円滑に把握できるため、素早く、より適切な診療を受けることができ、組織にとっては感染者対策として大きな役割を果たすとのことだ。

・かんたんな体温記録と、経時的変化の把握、組織への報告と共有
・頭痛、倦怠感、味覚嗅覚異常、食欲など、新型コロナウイルス感染が疑われる症状の問診記録
・体温、脈拍、呼吸数、血圧、問診等による、組織からのアラート表示(出勤停止命令、医療機関受診指示など)
・出勤日の管理
・健康状態の記録の一覧表示と出力
・服薬情報(次期版開発予定)
・現病歴、既往歴、家族歴(次期版開発予定)

■本アプリの特長

・シンプルな画面で直ぐに使い始めることができる
・タップするだけの簡単入力
・過去のデータが一目で分かる
・健康観察票を網羅する豊富な項目設定
・データのPDF出力、印刷が可能
・優れたデータ共有機能
・万全なセキュリティ機能により安心安全
・異常値を示す従業員に対しては管理者より在宅勤務命令や医療機関受診指示が可能
・指示内容の履歴記録機能

<入力画面:上スマホ・下PC>
出典元:プレスリリース
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<管理画面:PC>
出典元:プレスリリース

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