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NTTドコモ、「製造業受発注マッチングプラットフォーム」のトライアルサービスを開始 AIによるマッチングで受発注の機会損失を無くす

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、中小製造業とものづくり企業の取引をマッチングさせる「製造業受発注
マッチングプラットフォーム」のトライアルサービスを、2020年8月3日(月)から開始すると発表した。本プラットフォームは、地域経済を支える中小製造業の取引を支援し、地方創生につなげることを目的に、2021年春の商用化をめざす。トライアルサービスに先立ち、全国の製造業者を対象に本プラットフォームトライアルサービスの参加企業を募集開始するという。
国内製造業の企業数の99%を占め、地方を支える中小製造業は、事業所数、従業者数ともに減少傾向にあり、営業力・販売力の強化、コストの削減、財務体質の改善、後継者の育成、事業承継など多くの課題を抱えている。その中でも、特に「キャッシュフロー安定化のための売上確保」に対する課題意識は最も高くなっている。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、海外からのサプライチェーン(供給網)の断絶・遅延や、メーカー各社における工場の稼働停止・生産量の減少による取引案件数の低下は著しく、製造業界では取引の活性化が急務となっている。しかしながら、中小製造業の取引は「従来の取引先」「自社所在地周辺のネットワーク」が中心で、ものづくり企業(発注側)の要望に対応できる受注先があるにもかかわらず、受注先を知らないことで受発注の機会損失が生まれているという。

本プラットフォームは、受発注企業のマッチングを行い、発注から支払いまで一連の取引をサポートするサービスだ。受注側企業が事前に登録した、自社で製造可能な加工方法・素材・サイズ・保有設備などのデータと、発注側企業の要件を、AIを使ってマッチングする。本プラットフォームを活用することで、受注側となる中小製造業は、自社の強みを活かせる取引を全国から獲得することが可能になる。発注側のものづくり企業は、高い技術力を持つ全国の中小製造業の中から、要件に合う適切な企業を見つけ、発注できる。
出典元:プレスリリース

■「製造業受発注マッチングプラットフォーム」概要

1.サービス概要
「製造業受発注マッチングプラットフォーム」とは、受発注企業の情報を基に、AIで受発注企業のマッチングを行い、発注から支払いまで一連の取引をサポートするサービス。
2.特徴
(1)デジタルマッチング機能
・インターネット上で全国の多くの企業の中から、自社に適する新規取引先企業が見つかり、プラットフォーム上で実際の取引が行える。
・受注側が自社の得意な加工方法・素材・サイズ・保有設備などの情報を登録すると「強み分析機能」によって自社の強みが分析される。発注側の発注案件が登録されると「最適企業のAIマッチング機能」によって、分析された強みと発注案件情報をマッチングする。
(2)デジタル取引支援機能
・一連の取引に必要な作業を、インターネット上で実施することができる。
・取引上の不明点などは、受注側と発注側とが「チャット機能」を用いて直接確認することができる。
・取引における支払いや請求はドコモがまとめて行う。本デジタル取引支援機能により、個社ごとの口座登録や書面による契約書の取り交わしが不要になる。
(3)キャッシュフロー安定化機能
・発注側の検収処理が行われた後の支払いは、「支払い保証」によって保証される。
・受注側の企業が支払いを早期に受けることができる「早期現金化機能」についても、商用化に向けて開発検討中だという。
出典元:プレスリリース

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