「チャットボット事例紹介サイト」が開設

株式会社サンソウシステムズは、ビジネスチャットボットの提供による業務のペーパーレス化や、Excelで散在されがちな管理業務を「kintone」などのクラウドサービスと連携して業務改善させたチャットボットなど、2017年から提供してきた様々なチャットボットの用途事例を、「ボットワーキング」というブランド名で専用ウェブサイトに公開した。

「ボットワーキング」は、人間とシステムをチャットボットで繋ぎ、業務のペーパーレス化と業務効率化のアシストを担っている。この仕組みはテレワーク推進や働き方改革に寄与するだけではなく、DX推進としてもデータドリブンを成功へと導くためのツールとしても今後期待できる仕組みだという。今後このサイトを通じて、ビジネスチャットボットの可能性と活用事例を情報発信しながら、リクエストに応えてより具体的な活用事例をオンラインセミナーにて解説するとのことだ。

■ボットワーキングとは

本来、人間がパソコンを操作するような一連の作業を、あらかじめ用途ごとにルールの設定されたロボットプログラムとの対話(チャット)によって、パソコン操作に限らずスマートフォンやタブレットから、いつでも、どこでも、好きなデバイスからシステム操作を容易に実現する、ビジネスチャットボットのサービス名称。

■「ボットワーキング」サイト開設の経緯について

同社が2017年4月から提唱している、働き方改革をICTで促進するための「SWIサービス」のうち、「ワークスピード変革」のひとつ、ビジネスチャット「direct」を用いて、関係者間での情報連携スピード向上と、チャットボットによる業務効率化を実現するソリューション提案として、これまで数十社の企業様へ提供してきた。主な顧客は、パソコンが持ち込めない屋外の現場や、立ち仕事をする人、移動・訪問の多いスタッフを抱えた企業が多く、その中でも業務改善として特に相談の多い内容は、業務日報や報告書の簡素化による直行直帰の実現、各業務のペーパーレス化が挙げられるという。

昨今のコロナ禍によって、出社を前提とした紙ベースの調印や運用規定、業務の属人化、各業務フロー全体の見直しをしたいという相談件数が2020年4月から徐々に増えており、また日本政府ではデジタル庁の創設によって、各種書類や証明書などの電子化、ペーパーレスの普及へ向けた取り組みは更に加速していくものと考えているという。電子化する社会、ペーパーレス化する業務フローには、チャットボットは現場業務に留まらず、業務全域にもこれから広がりを見せると判断し、より多くの法人へ向けた情報発信をしていきたいという思いから、こうした取り組みを「ボットワーキング」として専用サイトの開設へと至ったとのことだ。

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