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三井住友銀行、衛星画像などを活用したデータ分析サービスの提供を開始

株式会社三井住友銀行(以下、SMBC)は、衛星画像などを活用したデータ分析サービスの提供を開始したと発表した。

■背景

世界的に、社会・経済の様々な領域でデジタライゼーションが進む中、SMBCでは、衛星画像やGPSの位置情報(総称し、以下、衛星データ)を活用した、各種調査・モニタリングの高度化・効率化に関する取組を進めてきた。今回、実証実験を通じ、本取組の有用性が確認できたことから、衛星データ分析サービスとして提供を開始したとのことだ。

本サービスは、SMBCグループ中期経営計画の基本方針のひとつである「Growth(新たなビジネス領域への挑戦)」に沿ったもので、SMBCグループが目指す姿である「情報産業化」、「ソリューションプロバイダー」を推進するもの。なお、本サービスはSMBCシリコンバレー出張所を中心とした、現地スタートアップ企業とのオープンイノベーションの取組から始まったものだ。

■サービスの概要

本サービスは、日本国内及び海外(一部地域を除く)の衛星データを用いて、人々の動きや動産・不動産の状況等(例:特定箇所の車両数、土地・建物の状況など)、社会・経済活動の変化を見える化し、分析レポートとして提供するもの。本サービスを通じ、これまで利用のハードルの高かった衛星データの活用機会を多くの顧客に提供するものだ。具体的には、衛星データを活用することで、情報分析、マーケティング、モニタリングなどの高度化・効率化が可能となり、本サービス利用の顧客の生産性向上にもつながるという。

■本サービスの事例

【例1】特定箇所の通行車両数を、異なる日時で比較:車両種別に増減を表示。
⇒活用例:出店計画、既存店の売上変化の要因分析 等
出典元:プレスリリース
【例2】人の分布をヒートマップで分析:人が多い場所を黄色、少ない場所を青で表示。
⇒ 活用例:都市開発、所有地のモニタリング 等
出典元:プレスリリース

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