日立、社会インフラDXの世界規模での加速を目指し米・GlobalLogic社を買収

株式会社日立製作所(以下、日立)は、デジタルエンジニアリングサービスのリーディングカンパニーである米国 GlobalLogic Inc.の買収を決定したと発表した。

買収は、米国子会社 Hitachi Global Digital Holdings Corporation(以下、HGDH社)およびその子会社であるSPCならびにGlobalLogic社の親会社であるGlobalLogic Worldwide Holdings, Inc.間の最終契約に基づき、規制当局の承認等を前提として2021年7月末までに完了する予定だ。

日立は、本買収を通じて、GlobalLogic社の先進的なデジタルエンジニアリングのケイパビリティと大手テック企業をはじめとする強固な顧客基盤を獲得し、日立のデジタルインフラ/データマネジメント/デジタルソリューション事業を担う米国子会社であるHitachi Vantara LLC(以下、日立ヴァンタラ社)がグローバル展開をリードする「Lumada」のデジタルポートフォリオを強化する。

これにより、日立のIT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフの5セクターならびにオートモティブシステム事業(日立 Astemo)とのシナジーを創出し、鉄道、エネルギー、ヘルスケアなどの先進的な社会インフラのデジタルトランスフォーメーションを世界規模で加速する。そして、日立は顧客協創による社会イノベーション事業を通じて、顧客の社会価値・環境価値・経済価値を向上させ、持続可能な社会の実現を目指すとのことだ。

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