PwC Japan、空き家問題の解決を目指しAI・VRを活用した新しい不動産仲介プラットフォームを開発
本プラットフォームは、物件購入検討者が、壁紙、床材、家具のレイアウトの変更などカスタマイズを自在に描画できるVRツールを搭載している。不動産会社などが持つ豊富な物件情報に、リフォームのための商材・建材/インテリアなどの情報を加え、さらにカスタマイズ後のイメージを描画できる形で提供することで、オンリーワンのこだわり物件を求める消費者をサポートする。
■Virtual Vintage Residence Labの特徴
住宅に関するリフォームニーズは年々増加傾向にあり、住宅購入とリフォームは切り離せない関係にある。同グループが独自開発したAI/VRツールにより、リフォームをバーチャル空間で試行でき、物件への興味喚起を促進する。
2. リフォーム概算金額を即時に試算
購入検討者は物件のリフォームに掛かる費用(資材調達、工事費)を試算し、総額を具体的にイメージして購入検討することができる。これにより、物件情報提供者には確度の高い問い合わせの増加が期待できる。
3. リモートワークに対応したツール設計
ブラウザ上でのリモート内覧やリフォームシミュレーションが可能なため、オンライン環境であれば場所を問わず内覧できる。簡易測量の機能を備え、現地に行かなくても各所のサイズを計測可能だ。また、物件情報提供者は、どのユーザーがいつどのタイミングでアクセスしたかを参照できるため、追客業務の効率化にもつながる。