マクニカ、脱炭素社会の実現への貢献を目指しエネルギー管理システム「Kisense」を提供開始

半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカは、Cleanwatts.Ldaの販売代理店として合意し、日本をはじめとするアジア市場での、エネルギー管理システム「Kisense(キーセンス)」の提供を開始すると発表した。

菅義偉首相の所信表明演説で、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」「脱炭素社会の実現」が宣言された。2050年の脱炭素社会の実現に向けた各企業の環境取り組みとして、再生可能エネルギーの自家発電の需要が高まっている。しかしながら、再生エネルギーは、太陽光や風力発電など天候の影響を受けるものや、発電効率の問題で安定した発電、供給が不安定なため、エネルギーを無駄なく最適に運用すること、太陽光や風力などの分散された不安定な再生エネルギーをどのように安定供給するかが課題となっているという。

マクニカが、今回提供を開始するCleanwattsの「Kisense」は、エネルギー利用者、プロシューマ―、発電事業者などのすべての再生エネルギーに関わる事業者のニーズに対応できる先進のエネルギー管理プラットホーム。電力、ガス、水、CO2の排出量をリアルタイムに管理し、電気使用量などのレポート取得、リアルタイムのON/OFF制御、ピークカット、過去データとの比較でCO2削減量を可視化、設備異常の早期検知などを行うことができる。これにより、利用者の運用コスト、電力使用量を大幅に削減し、再生可能エネルギーの自家発電、自家消費比率を高めることが可能となるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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