クラウド郵便受取サービス「atena」を提供するN-Technologies、プレシリーズAラウンドで約1億円の資金調達を実施

クラウド郵便受取サービス「atena(アテナ)」を提供する株式会社N-Technologies(以下、N Inc.)は、千葉道場ファンドをリード投資家として、千葉道場ファンド・Coral Capitalを引受先とする第三者割当増資、及び金融機関からの融資により、約1億円の資金調達を実施したと発表した。2020年9月のシードラウンド調達以来2回目の資金調達で、N Inc.の累計調達額は1億3000万円になる。

■現在の事業状況

2020年5月、個人向けをメインに「atena」をリリース。法人からの問合せ急増により法人向けサービスへのリニューアルを行って以来、東京都に選定された大手企業との共同プロジェクトにおける実証実験や、ISMS認証取得によるセキュリティ体制の強化、利用企業の要望からの日々の小さなカイゼンを積み重ねながら、プロダクトを磨き込んできたという。リリースから1年後の2021年5月には、郵便物の取扱数が直近半年の約6倍にも増加。現在ではスタートアップから上場企業、士業事務所まで業種業態さまざまな企業で利用されているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■資金調達の背景と目的

いま、世の中ではDXが声高く叫ばれ、社会全体でデジタル化が進められている。しかし、世の中にはデジタルの方が生産性を高められる人もいれば、逆にアナログの方が良い人もいる。片方に揃えるだけでは社会としての生産性が損なわれる一方だという。そこで同社は、「デジタル」と「アナログ」を繋ぐ架け橋となるサービスを展開し、社会の最適化に取り組んでいる。今回の調達による資金は、マーケティング活動と採用活動の強化にあて、事業成長スピードを加速したいと考えているとのことだ。

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