デジタルファッションとアナログファッションをセットにした「実際に着用できる」デジタルNFTファッションが販売へ

cryptomall ouは、かまだプリント株式会社との業務提携により、「実際に着用できる」デジタルNFTファッションの販売を決定したと発表した。

商品の真贋を100%担保する「鑑定証明システム」から開発した「ハイブリッドNFT」。これにより、「実際に着用できる」デジタルNFTファッションを製造することが可能となった。なお、本商品は下記2点を組み合わせた商品となる。
(ア)「デジタルNFTファッション」: ファッション商品のMint済み【NFT画像】
(イ)「アナログNFTファッション」: アナログ(物理的)な「鑑定証明チップ」入り【ファッション商品】
これにより同社は、通常のTシャツやパーカーにはないデジタルならではの奇抜なデザインセンスを活用した真贋証明付き「実際に着用できる」デジタルNFTファッションを販売する。なお、本商品は、(ア)でMint時に発行される「QRコード」と(イ)に埋入・貼付・組み込みされた独自開発「鑑定証明チップ」との双方を、スマートフォンアプリで認証して初めて真贋証明が可能(マルチシグ認証)となる特許技術を採用。上記2点すべてが揃わない限り「認証」ができないため、商品の真贋を100%担保するという。このような点で「ハイブリッドNFT」は、商品単体に「QRコード」や「ICチップ」等を貼付するといった真贋証明方法を凌駕する全く新しく、かつ、高セキュリティ性を実現しているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■デジタルNFTファッションとは

デジタルNFTファッションとは、昨今急速に注目を集めている「メタバース(仮想空間)」上でのみ着用可能な洋服、バッグ、その他靴等のMint済みデジタルデータ。活用方法としては、SNS上でのコレクション展開、「メタバース」上における自身のアバターへの着せ替え、その他AR・VR技術による画像・映像内の人物への着用等がある。デジタルファッションそのものは、「メタバース」上にあるデジタルデータであるため、商品をコピーまたは偽造した「ニセモノ・パクリ商品」が容易に製作可能だという。ブロックチェーン技術(NFT)によりデジタルデータにおける不正・改ざんそのものが不可能となったものの、それを悪用した「偽造NFT(コピーしたデジタルコンテンツを不正にNFT化したもの)」が不正に流通してしまっているのが実情だという。つまり、「偽造品」であってもそれが容易に「NFT」化できてしまうことが問題であり、「NFT」=「真正品」とは決してならないことが重大な問題とのことだ。しかし、アナログ(物理的)な商品に「鑑定証明チップ」を取り付けNFT化した「アナログNFTファッション」と「デジタルNFTファッション」とを同期させることで、「ニセモノ・パクリ商品」問題を100%解決することが可能となるという。
出典元:プレスリリース

Article Tags

Special Features

連載特集
See More