ロイヤリティバンク 、NFTを活用したオンライン上のバーチャル・ミュージアムを開館へ
2022/1/17
株式会社ロイヤリティバンクは、オンライン上のバーチャル・ミュージアムを開館すると発表した。これは国立情報学研究所が開発したセルフ・ミュージアムをアーティスト用にカスタマイズして、アーティストみずからが自由に作品を展示することを可能にし、アーティストのセルフ・プロデュースを実現するものだという。
マネタイズとしては展示作品の右下に「ストアに行く」というボタンを設置してロイヤリティバンクのECサイトへ行けるようにする。そこで複製画やグッズの販売をして、売上をアーティストとロイヤリティバンクでシェアする。また複製画にはNFTを付与して価値を高める。
セルフ・ミュージアムを選んでカスタマイズしたのは作品の架け替えが容易にでき、館内の移動がスムーズに行える点だという。「作品の架け替えが容易にできる」というポイントは重要で、これによりアーティストにとっても使い勝手の良い美術館となっているとのことだ。ただスタート時はしばらくはロイヤリティバンクが架け替え等を担当し、その後、徐々にアーティストに権限を委譲して行く予定だ。また、音声で作品紹介が可能で、日本語・英語の表記切り替えもできる。展示作品は写真からコミックを始めとしたイラスト、さらには音楽作品も視野に入れているという。なおスタートは1月末を予定しているとのことだ。