
東京海上HDとMay Mobility、自動運転領域での協業推進に向けた資本業務提携契約を締結
2022/1/28
東京海上ホールディングス株式会社と、米国のMay Mobility, Inc. は、自動運転の社会実装を見据え、自動運転向け運行管理関連サービスの共同開発や保険商品の共同研究を目的とする資本業務提携契約を締結したと発表した。
Contents
■背景・目的
■今後の主な取り組み
【取り組み内容】
① 自動運転時代の運行管理関連サービスの開発
May Mobilityが保有する運行管理システムと、同社が保有する事故対応ノウハウ・オペレーションやネットワーク等を組み合わせることで、自動運転車両の遠隔監視や管理、異常時の緊急対応や現場駆けつけ手配等の運行管理関連サービスを共同で開発し、顧客やパートナー企業のニーズに合わせて提供する。
② 自動運転時代の事故対応サービスの開発
May Mobilityの自動運転システムに関わるデータを基に、交通事故発生時における事故原因や責任割合等の事実確認プロセスを更に高度化・デジタル化し、無人自動運転時代に対応した事故対応サービスを開発する。また、運行管理関連サービスに関わるデータを活用することで、交通事故以外の各種トラブル等に対する事故対応サービスの提供も目指す。
③ 自動運転向けリスクコンサルティングサービスの開発
自動運転車の事故予防のためのリスクコンサルティングサービスに、May Mobilityの自動運転システムに関わるデータを取り込むことで、デジタルを活用した、より効率的かつ高品質なリスクコンサルティングサービスを開発する。
④ 自動運転向け保険商品の研究
May Mobilityとの自動運転プロジェクトを推進する中で収集したニーズを基に、自動運転車の走行や運行に関わる固有のリスクを補償するための保険商品の研究を実施する。