EARTHBRAINとクオリカ、自律飛行型ドローンとAIを活用した「工事進捗管理ソリューション」開発の協業検討を開始

株式会社EARTHBRAINはクオリカ株式会社と共同でトンネル工事など屋内型建設現場における自律飛行型ドローンとAIを活用した工事進捗管理ソリューション開発の協業について検討を開始したと発表した。本ソリューションは2023年春の商用化をめざして、2021年夏からクオリカにおいてトンネル工事現場とトンネル実験設備にて実験を実施しており、ランドログプラットフォームを活用した実証実験を2022年度中に開始する予定だ。

従来、トンネル工事の管理者は、管理者自身が実際にトンネル内を歩いて写真を撮影し、多岐にわたる工事進捗管理報告書類を作成しており、人手不足や作業負荷が課題となっていた。こうした背景から、EARTHBRAINは自律飛行型ドローンとAIで簡単かつ迅速に工事進捗管理や報告が行えるソリューション開発を行うため、優れた自律飛行ドローン+AI技術を保有するクオリカとランドログプラットフォーム上でのサービス実現に向けて協業の検討を開始することにしたとのことだ。

本ソリューションは、クオリカのパートナーである株式会社Spiralの協力のもと、自律飛行型ドローンを活用してトンネル内の映像を撮影し、工事資材や作業の進捗、トンネルの作業場所を自動で検知・解析をすることにより、撮影データから自動的に工事進捗を管理することを可能にするものだ。EARTHBRAINの提供する「ランドログプラットフォーム」上にクオリカの提供する独自のAI機能を連携することで、工事管理者が現場から離れた場所にいても現場の進捗状況の確認をすることができる。ランドログプラットフォームを活用することで、本ソリューションの拡張に有用なパートナー各社の技術とのスムーズな連携や、現場ニーズに合わせた柔軟な拡張性につながる。

<開発予定ソリューションのイメージ>
出典元:プレスリリース

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