LINEの「CLOVA OCR(請求書特化型)」が「invoiceAgent AI OCR」上で利用可能に
2022/6/16
LINE株式会社は、同社が提供するAI-OCR(文字認識)製品「CLOVA OCR(請求書特化型)」が、ウイングアーク1st株式会社が2022年6月20日より提供開始する「invoiceAgent AI OCR」に採用されたと発表した。
今回、「CLOVA OCR(請求書特化型)」を採用した「invoiceAgent AI OCR」は、本年1月に改正された電子帳簿保存法に対応済みの、高精度な文字認識で帳票をデータ化するソリューションだ。活字・手書き文字を高精度に読み取りデータ化できるほか、独自の処理機能によって、システム入力の正確性向上と目視確認の作業コスト削減を両立し、生産性を向上させることができる。
これまで「invoiceAgent AI OCR」において紙の請求書を読み込む際、位置指定や項目指定といった作業を手動で行う必要があったが、「CLOVA OCR(請求書特化型)」が利用可能となったことで、これらの作業が不要になる。紙で受け取った請求書に関しても複雑な作業なくデータ化でき、そのまま「invoiceAgent AI OCR」上で処理を行えるため、現行法令に則った文書保管をスムーズに実行できるとのことだ。
また、2022年1月に改正された電子帳簿保存法への対応や、2023年10月に導入されるインボイス制度に先立ち、「請求書の項目指定に時間・工数がかかる」等の請求書処理業務に課題を持つ人は、「invoiceAgent AI OCR」上で「CLOVA OCR(請求書特化型)」を利用することで、文書処理業務のさらなる効率化を実現することが可能だ。