LINEの「CLOVA OCR(請求書特化型)」が「invoiceAgent AI OCR」上で利用可能に

LINE株式会社は、同社が提供するAI-OCR(文字認識)製品「CLOVA OCR(請求書特化型)」が、ウイングアーク1st株式会社が2022年6月20日より提供開始する「invoiceAgent AI OCR」に採用されたと発表した。

2022年1月に改正された電子帳簿保存法への対応や、2023年10月に導入されるインボイス制度など、バックオフィス業務に関わる法改正によって、現在多くの企業の経理・会計部署が早急な業務のデジタル化対応を迫られている。

今回、「CLOVA OCR(請求書特化型)」を採用した「invoiceAgent AI OCR」は、本年1月に改正された電子帳簿保存法に対応済みの、高精度な文字認識で帳票をデータ化するソリューションだ。活字・手書き文字を高精度に読み取りデータ化できるほか、独自の処理機能によって、システム入力の正確性向上と目視確認の作業コスト削減を両立し、生産性を向上させることができる。

これまで「invoiceAgent AI OCR」において紙の請求書を読み込む際、位置指定や項目指定といった作業を手動で行う必要があったが、「CLOVA OCR(請求書特化型)」が利用可能となったことで、これらの作業が不要になる。紙で受け取った請求書に関しても複雑な作業なくデータ化でき、そのまま「invoiceAgent AI OCR」上で処理を行えるため、現行法令に則った文書保管をスムーズに実行できるとのことだ。
出典元:プレスリリース
「CLOVA OCR(請求書特化型)」は、取引先によってフォーマットが異なる請求書も事前学習や項目指定の必要なく処理できるほか、アクセス集中に強いインフラ体制を用意しているため、請求書処理量が膨大になりがちな月末月初でも高速レスポンスを実現、ストレスフリーで快適に利用できる。

また、2022年1月に改正された電子帳簿保存法への対応や、2023年10月に導入されるインボイス制度に先立ち、「請求書の項目指定に時間・工数がかかる」等の請求書処理業務に課題を持つ人は、「invoiceAgent AI OCR」上で「CLOVA OCR(請求書特化型)」を利用することで、文書処理業務のさらなる効率化を実現することが可能だ。

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